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2012年01月12日 12:03
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世界の流れを読めない総連=編集余話 瞻星台

 金正日の死は、以前からいつになってもおかしくないといわれていた。専用列車の中で執務中に死んだかはともかく、多くの専門家にとって彼の死が「時間の問題」であったのは確かだ▼昨年は人類史に残る出来事が起きた年だ。そのうちのひとつ、2010年12月にチュニジアで始まった「アラブの春」は、北アフリカから中東を席巻した。オサマ・ビン・ラディンの射殺もさることながら、リビアのカダフィ大佐の死に至っては、独裁者の末路がどのようなものかを如実に物語っている▼金正日はこのような世界の動きをどう見ていたのだろうか、想像してみたくなる。死ぬ直前まで気にしていたに違いない。この流れは誰にも止められなくなっている。インターネットや携帯電話などのメディアを通じて世界を駆け巡っているのだ▼それにしてもこのような世界の潮流の中にあって、北韓は金正恩への3代世襲を決めた。それだけに中国の支援を受けた北は締め付けをより一層強めるだろう。外からの脅威を名分に、強権政治を敷くのは火を見るより明らかだ。遺訓政治をいくら実施しても、体制の安定には障害がある。その障害を乗り越える過程でどれだけの人が犠牲になるか、想像がつかない▼そうした3代世襲を目の当たりにしながら、何一つ声を上げられない総連系組織は一体何なのか。親が親なら子も子である。本体の「北」がおかしな国なら、その下部組織である総連もおかしい。在日社会にとって有害でしかない。

2012-01-12 1面
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