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2011年11月15日 01:23
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安哲秀氏は寄付と同時に「政治に進出しない」と宣言すべきだ!
そうしないと、われわれは彼の寄付行為を一種の買票行為と看做す権利がある。
趙甲済
安哲秀ソウル大学校融合科学技術大学院長が、1500億ウォン相当の安哲秀研究所の持分を寄付する意向を表明した。11月14日基準で安哲秀研究所の時価総額は8151億ウォンであり、安哲秀氏が寄付することにした株の価値は1512億ウォンに相当すると朝鮮ドットコムが報道した。安院長のこのような意志表明は、来年の大統領選挙の有力走者と言われる安院長の政界進出が本格化することを意味するという解説もあると朝鮮ドットコムは紹介した。安氏は14日安哲秀研究所の役職員らに送ったEメールで、「企業が存在するのは、お金を儲ける以上の崇高な意味があり、ここには構成員一人一人の自我の実現はもちろん、共に生きて行く社会に寄与する存在になるべきだという、より大きな次元の価値も含まれると信じてきた」と言ったそうだ。
彼の寄付を政治行動として解釈する言論機関や世論に反駁するためには安氏は寄付意思の表明と同時に「私は決して政治をしない」と宣言しなければならない。彼は寄付の意図が純粋だと強調するが、去る数ヶ月間の彼の様態を観察すれば、これを真面目に受容れられない。安氏の言葉は、学者や企業家の言葉でなく政治家の言葉と看做し、政治的に解釈するのが正しい。彼がずっと政治的行動を続けながらこれを非政治的行為と偽装してきているためだ。政治家の寄付行為は例外なしに政治的目的を達成するためのものだ。こういう疑いを払拭したいなら安氏は寄付に政治的意図がないと言うのではなく、「断じて政治をしない」と約束せねばならない。もちろん、そういう約束も信じられないが。
彼はソウル市長に出馬するふりをしながら登場して人気を集めては、その人気を全部朴元淳氏に譲り渡し自分は抜けてしまった。それから選挙戦の後に隠れて朴元淳候補を支持するのかしないのかと煙幕を張っては投票日の直前に現れて幼稚な文章の随筆を書いて朴候補に渡す支持運動をした。
彼は、朴元淳のソウル市長当選直後、「常識と非常識間の対決で市民が常識を支持したことではないかと思う。自分と異なる考えを持つすべての人々を敵に回すことに対して私たち皆が警戒せねばならず、それが常識的な考えだと信じる」と言った。
羅卿瑗候補を支持した人々を非常識な集団と決め付けた非常識な論評だった。李会昌自由先進党前代表がそれに対して「利いた風なことを言うな」と酷評したことが思い出される。李前代表は去る9月、KBSラジオの「こんにちは、洪志銘です」に出演してこういう要旨の話をした。
「安哲秀教授が有力な候補に上りながら何か完全に正常心を失ったようだ。安教授はコンピュータワクチン専門家としてすでにその方面で多くの仕事をし有能な人ですから、その分野で世界1位になれるように支援すべきだ。有名になったといって政界に進出したらわが国がどうなるか。政界がしきりに触って唆して(安教授を)駄目にするのは私が見るにも残念だ。本人も利いた風なことを言っている。今(知名度が)50%出たりするからこういう忠告を言う人がいない筈だが、どうか正常心へ戻って尊敬されながら国のために今までやってきた仕事を続けて欲しい。選挙戦は本当に泥仕合になる。したがって、今の状況がそのまま続くのは難しい。安教授はそばで何かメンターだの、戦略家だのと言う方々の言葉より、本人が国のための正常な考えを持たねばならない。」
安哲秀氏は去る3月22日、寛勲クラブのフォーラムでも次のように話した。
「30代の後半から国会議員に出馬しろなどの多様な形の公職提案を受けた。政治はよく分からないし、政界に進出することは人生の浪費だと考えるため、やらないのがましだ。」
彼は去る9月5日の言論とのインタビューではこのように言葉を変えた。
「私の考えでは歴史の波に逆らっているのは現在の執権勢力だ。だったら答は明瞭だ。私は現執権勢力が韓国社会で如何なる政治的拡張性を持つことにも反対する。私が万一、ある道を選択するなら、その道の最も重要な座標はこれ(反ハンナラ党)になるだろう。」
後から分かってきたことだが、安哲秀氏は李明博政府の「10大新成長動力産業委員会」の委員長であるだけでなく、2008年から李明博政府の「未来企画委員会」の委員として活動していた。
政治を始める以前から、嘘から覚えた安氏が、見え透いた寄付で再び国民を騙そうとしているという疑いを一掃するためには、「私は絶対に政治をしない」という国民への約束をし、この約束を保証するための別途措置を講じねばならない。そうしないとわれわれは彼の寄付行為を一種の買票行為と看做す権利がある。
www.chogabje.com 2011-11-14 23:03
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記事: 洪熒 (hyungh@hanmail.net)  
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