趙甲済 去る65年間、韓国は自由建国-反共護国-産業化-民主化の発展過程を経ながら発展した。自由統一で一流国家を建設し、幸せに暮らす課題が残っている。同じ期間北韓はどんな段階を経たのか。 傀儡政権(スターリン主義)樹立-戦犯集団化-カルト世襲王朝-(集って生きる)馬賊団化の過程を歩んだ。今は反封建・市場革命の段階に入った。悪化の一路を走っている。 大韓民国の成功の秘訣は、自由民主主義体制、韓米同盟、勤勉な国民性、李承晩-朴正煕-李秉喆に代表される偉大な指導層だ。北韓の衰亡理由は、社会主義独裁、中・蘇との同盟、邪悪な支配層、怠惰になった人民だ。 大韓民国の危機は、貧困との戦いでは勝ったが豊かさとの戦いでは負っていることだ。良い暮らしをするようになると闘志と正義感が弱まり、自由統一への国家意志が失踪した。こういう無事安逸な姿勢は血を呼ぶ場合が多い。 「自由統一をなし一流国家を作って幸せに暮らそう」がわれわれの目標だ。この目標を達成するためにわれわれは共同体の敵と戦わねばならない。自由統一は勝つ統一であって引分けでない。勝つという意味は金正日政権と従北勢力を一掃するという意味だ。 韓国人は人権を向上させ繁栄を成遂げながら自由統一で国民国家の建設を完成させねばならない。「自由統一で韓半島全体を民主共和国にせよ」との憲法の命令は、歴史の大勢に従えとの指示でもある。 |