趙甲済ドットコム 愛国団体総連合会(朴定秀執行委員長)が2010年5月26日付の朝鮮、東亜、文化日報に掲載した広告に対して、ソウル特別市選挙管理委員会が｢公職選挙法違反行為に対する警告｣を行った。これに対して愛国団体総連合会は6月1日付で｢ソウル市選管委｣に三つの異議を提起して解明を要求した。｢公文｣内容を紹介する。 一、貴委員会は本会が掲載した広告に対して｢特定政党への評価を低下させられる内容｣と規定して警告しました。北側が天安艦を撃沈した｢明白な証拠が出たのにも北韓の肩を持つ勢力が…｣、｢天安艦戦死者を追慕し金正日への膺懲を促すわれわれの決議を全世界に見せましょう｣という内容が、特定政党への評価を低下させられるという理由と根拠を提示してくれるよう要請します。 二、万一、貴委員会の主張が事実なら、どの政党が天安艦の撃沈は北韓側の仕業でないという北韓側の主張を代弁していますか? このような反国家的な(反政権的でない)政党があるなら、逆にその実体を国民に知らせて憲法を保護せねばならないのが選管委のやるべき仕事ではありませんか? わが海域で哨戒中の軍艦を撃沈し46人の犠牲者を出した武力挑発行為に対して、膺懲を主張したのは主権国家市民として当然のことではありませんか? 三、貴委員会は憲法機関としてどの機関よりも憲法精神に従わなければなりません。わが憲法は北韓を不法団体と見做しており、この不法集団を鼓舞・称賛することは国家保安法に抵触します。今の世態が国家保安法を徹底に適用できなくなっているからといって、貴委員会はもっときおい立って、｢北韓を鼓舞・称賛する行為｣を鼓舞・保護しようという意図を持っているのではありませんか? 貴委員会の構成要員の中には大韓民国を否定し金正日を追従する反国家勢力が陣取っているのではありませんか? *写真は｢愛国団体総連合会｣が主催した北韓金正日膺懲決議国民大会(5月27日、ソウル市庁前広場)の参加者 |
最終更新日: 2024-05-15 06:23:21
