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2010年03月21日 01:55
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「太陽政策に酔った国防部が確実な挑発情報を黙殺!」
韓哲鏞対北通信傍受総括部隊長(当時)が語る「第2延坪海戦」の真実
趙甲済ドットコム
2延坪海戦(西海交戦、2002629)当時、対北通信傍受情報を総括した国軍5679部隊長だった韓哲鏞(予備役少将、陸士26)将軍は、月刊朝鮮4月号とのインタビューで、「第2延坪(ヨンピョン)海戦は、北側の計画された明白な『挑発』だった」と明らかにした。韓将軍は、「北の8戦隊司令部が、海岸砲とシルクウォーム・ミサイルでわが海軍艦艇を攻撃しようとした」と付け加えた。韓将軍は、第2延坪海戦挑発の二日前の627日、「北韓側がわが海軍艦艇を標的として『発砲』という『挑発』用語を三回も使った」という挑発情報を盛込んだ諜報報告書を作成して上部(国防部と情報本部)へ報告したが、上部は北韓側の「意図的侵犯」であるという5679部隊の諜報報告を黙殺し、隷下の部隊(海軍など)には「単純侵犯」と通知したといった。このため隷下の部隊が敵に対応できる機会を剥奪され、24人の死傷者を出したと語った。彼は当時の国防部の行態を「隠蔽」であり「情報操作」と表現した。
 
韓将軍は、問題の根本原因は(金大中の)「太陽政策」のためだったと言い、「当時、国防長官
(金東信)は国民の衝撃と軍の士気低下は気にせず、自分だけを守るため熱心に対北情報を入手して北韓側の挑発を警告した罪のない部下(5679部隊)に責任を転嫁した」と言った。韓将軍は「第2延坪海戦が終わった直後、当時の権寧載国防情報本部長は第2延坪海戦の性格を討議するため米軍将軍らを呼んで、第2延坪海戦が北側海軍艦艇の単独行為であり偶発的かつ(北韓側)上部の介入がなかったということ(結論)を米軍将軍に貫徹させようとする意図が歴然だった」とも語った。200210月、韓将軍は国政監査に出席して真実を明かすため、SI(Special Intelligence)諜報が記録されたブラックブックを出して、「軍首脳部が北側の挑発兆候を黙殺し『単純侵犯』と報告しろと指示した」という爆弾発言をした。国防部は軍の名誉を失墜させたという理由で韓将軍の補職を解任した後強制転役させた。以後、韓将軍は国防部を相手に停職取消しの訴訟で200410月の1審では敗訴したが、20051月の2審で勝訴して名誉を回復した。彼は、北韓側が近い内西海で挑発の可能性があり、その様相は艦艇による攻撃より海岸砲を利用した攻撃の可能性が大きいと展望した。

*写真:北側の奇襲で沈没した高速艇357号の引揚(上)、357号の艇長だった尹永夏少領の名前で命名された新型高速艇1番艦(下) 

www.chogabje.com 2010-03-19 15:29

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