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2010年01月17日 04:36
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IQ 1位の韓国と2位の北韓の成功と失敗
大韓民国の成功白書:異なるシステムが同じ民族をこのように変えた。
金成昱
1.大韓民国は、第2次世界大戦以降の世界史で最高の成就を成遂げた国だ。国連開発計画(UNDP)1998年に、調査可能な全世界174ヶ国を対象に36年間(19601995)の経済成長率および人間開発指数(HDI)の成長結果を発表した。大韓民国が経済成長率7.1%で、全世界の1位だった。大韓民国の後に続いた国家はシンガポール、香港、キプロス、マルタなどだったが、この国々は大韓民国と違って都市国家規模の小国だ。
 
2次世界大戦以降、大韓民国の経済成長が世界1位だったことは奇蹟だ。特に、多くの人口を持って、北韓と対峙せねばならなかった分断国家が成遂げたことだったためもっと劇的だ。
 
大韓民国の成就は、経済に限らなかった。UNが発表した人間開発指数(Human Development Index)においても、最も速い成長を遂げた国の一つだ。人間開発指数(HDI)は、▲所得水準、▲公教育の施恵水準、▲平均寿命などに対する複合指標を作ったもので、「生の質(quality of life)」のレベルが分かる指標だ。
 
(韓国の)成功の果実がお金持ちの腹だけを肥やしたという非難がある。だが、これは事実でない。世界銀行(World Bank)の調査によると、大韓民国は、最上位所得世帯20%と最下位所得世帯20%間の所得倍率を示す所得平等指数(19651989)においても、世界的に最も平等で機会が開かれている国グループに属している。
 
韓国は最近10年間余り、社会的葛藤と景気低迷のトンネルでさ迷っているが、まだ持ちこたえられる。フォーリン・ポリシー(foreign Policy)誌が20096月発表した「成功国家」の順位は、177ヶ国の中で25位で、スペイン(28)・イタリア(29)・ギリシャ(30)より前で、英国(17)・シンガポール(18)・米国(19)・フランス(20)・ドイツ(21)などの後を追っている。
 
韓国の「成功国家」の順位は、分断国家や紛争国家の中では1等で、特に、「均衡開発」と「人権」分野で高い点数を受けた。大韓民国の地域間、階層間の不均衡程度は2.4(*点数が低いほど均衡開発だ)、日本(2.5)・アイスランド(2.5)・スイス(2.6)・オーストラリア(4.4)より低く、人権侵害の程度も2.7で、フランス(2.9)・日本(3.4)・アメリカ(4)・シンガポール(4.3)・ポルトガル(3.7)より低い。
 
国連開発機構(UNDP)200812月発表した「生の質」も179ヶ国中25位で、シンガポール(28)より前で、英国(21)・香港(22)・ドイツ(23)・イスラエル(24)に続く。
 
大韓民国は主要産業において、世界的規模とレベルを確保した。大韓民国の産業規模は、船舶1位、半導体3位、電子4位、自動車4位、繊維6位、鉄鋼8位、機械9位であり、映画・出版などで世界7位の水準だ。ほぼ全ての産業で世界10位以内の産業国家になったのだ。
 
2.大韓民国は、近代化とともに「民主化」も成功させた。多くの試行錯誤を経たものの、1980年代後半以降、韓国の民主化の程度は世界的水準を誇示できるようになった。各国の民主主義の水準を測定して発表するフリーダム・ハウス(Freedom House)によれば、韓国は日本と共に政治的権利(Political Right)と市民的権利(Civil Liberty)がアジアで最も高い水準で保証される国だ。
 
大韓民国の民主主義の発展レベルは、西ヨーロッパの国々と大差なく、シンガポール・フィリピン・タイなどアジア国家と比較できないほど進んだ。大韓民国は、アジアでほぼ唯一の定期的の選挙による安定的政権交替が行われている。この点は、事実上自民党による支配が続いた日本とも対照的だ。
 
民主化の成功の背景は、韓国の民主主義が、闘争と抵抗運動だけでなく、世界的な開放体制と高度な経済成長に基盤を置いたことにあった。経済的に貧しく閉鎖的な国で民主主義が成熟した国がないのはこのためだ。
 
3.韓民族の歴史上、最も大きな成功と繁栄をなした国がまさに大韓民国だ。大韓民国は2007年に一人当り平均国民所得でも年2万ドルを超えた。第3世界国家、あるいは開発途上国として出発した国の中で、唯一準先進国の隊列に加わった。2005年の基準で世界11位の経済規模は、カナダやスペインなどと大差がなく、20世紀に世界を左右したロシアより、12億人口を持ったインドより大きく成長した。
 
大韓民国60年間の成就は奇蹟だ。どうして可能だったのか? 誰が可能にしたのか?
ある者は民族の優秀性と勤勉性、誠実性を挙げる。もっと知恵のある人々は指導者が優れたという話を言う。
 
そう。われわれは優秀で、勤勉で、働いた。イギリスのリチャード・リン(Richard Lynn)とフィンランドのタツ・バハネン(Tatu Vahanen)教授が、2002年二人の共同研究書の「IQと国富」で提示したIQ調査資料を見れば、香港1(107)、韓国2(106)、日本3(105)、ドイツとイタリア6(102)、中国と英国12(100)、アメリカとフランス19(98)、ロシア25(96)、イスラエル26(95)、インド59(81)の順だ。
 
オーストリアのウィーン大学メディカルスクールの2003年調査資料も、香港1(107)、韓国2(106)、日本3(105)、ドイツとイタリア5(102)、中国と英国11(100)で大同小異だ。
 
スイスのチューリッヒ大学トーマス・ポルケン(Thomas Volken)博士の2004年の調査資料も似ている。香港1(107)、韓国2(106)、日本と北韓3(105)、ドイツとイタリア6(102)、中国と英国13(100)、アメリカとフランス21(98)、ロシアとベトナム34(96)、インド117(81)等だ。
 
この三つの資料は、韓国のIQ106で、順位は世界2位と報告する。だが、都市国家の香港がIQ 1213位の中国に編入されたことを考慮すると、事実上韓国が1位だ。ところが、大韓民国成功の原因をIQのような民族の優秀性、勤勉性から求めるのは妥当でない。その理由は、チューリッヒ大学の調査資料に出るように、北韓が世界でIQ2番目に高いというところにある。
 
4.世界でIQ2番目に高いという北韓は、1990年代の半ばに300万人の住民が飢えて死んだ。フリーダム・ハウス(Freedom House)、フォーリン・ポリシー(foreign Policy)誌、国連開発機構(UNDP)など、すべての資料は北韓の成績を世界最悪と記録する。民主主義の指数は167の調査国の中で167位、言論自由も195の調査国の中195位。金正日は177ヶ国の中で世界最悪の指導者の1位と2位にランキングされている。
 
南・北韓間の2007年の国民総所得(GNI)36.5倍の差を示すが、南・北韓の貿易量の差は248倍に達する。輸出と輸入はもちろん、人がもっと多く、もっと頻繁に行き来するというこの統計は、韓国が北韓より248倍も自由で豊かだということだ。北韓はそれさえも貿易の59%を国際法上不法行為で稼ぐ。Time誌の2006年末の報道によれば、19892006年間北韓の不法行為確認額は米貨2200万ドル、韓国のお金で256億ウォンに達する。
 
全く同じ歴史、同じ言語、全く同じ慣習を持つ単一民族が、異なる体制と理念を選択して60年を過ごした。片方は世界史的な成功のモデル、他の片方は人間の生き地獄へ転落してしまった。民族の優秀性や勤勉性のせいでない。指導者が違い、そのような指導者が現れ得る理念と体制が違った。自由民主主義と市場経済、人民民主主義と社会主義という異なるシステムが、同じ民族をこのように変えてしまった。
 
www.chogabje.com 2010-01-08 00:55
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