ログイン 新規登録
最終更新日: 2026-02-10 14:33:13
Untitled Document
ホーム > ニュース > 社会
2026年02月10日 10:01
文字サイズ 記事をメールする 印刷 ニューススクラップ
 
 
学習支援型スピーキングテスト実施へ
日本人向けに特化した試験検討

 韓国教育財団は7日、第5回TOPIKフォーラムを開催し、「日本人学習者の特性を踏まえた韓国語スピーキング試験導入へのアプローチ」を議論。主題発表後、パネル討論ではインセンティブの有無、レベル設定、評価の客観性の課題など持続可能な試験の実現に向け意見を交わした。

 韓国教育財団は7日、東京国際交流館(プラザ平成)メディアホールで第5回「韓国語能力試験(TOPIK)フォーラム」を開催した=写真。韓国語教育関係者など約40人が参加し、熱心な議論が展開された。
今回のテーマは「日本人学習者の特性を踏まえた韓国語スピーキング試験導入へのアプローチ」。現在、TOPIKには韓国国内で主に実施されている「TOPIK Speaking Test」があるが、日本での学習環境や日本人特有の言語的・心理的特性を考慮した、日本独自にローカライズされた韓国語スピーキング試験の導入に向け、コンセプト、現在の状況、課題などが発表・議論された。これにより、従来の読解・聴解中心のTOPIKを補完し、話す技能の実践的評価を強化する方向性が模索された。
語学学習の本質は知識の蓄積ではなく「使う」ことにある。特にスピーキングは読む・書く・聞くを統合した最高峰の能力だが、即時性と相互作用が求められ、失敗が即座に露呈する。文法ミスは修正可能だが、会話では訂正の機会が少なく、緊張による言葉の詰まりや自信喪失が壁となる。韓国語学習はKPOP・ドラマブームの拡大に従って人気だが、多くの学習者が「聞ける・読めるのに話せない」ジレンマを抱える。ハングル習得は容易でも、会話の速さ、連音化、年齢・立場に応じた敬語の複雑さが心理的ハードルを高くしている。スピーキング試験はこれらを解消し韓国語能力をより高める目的で実施を検討するもの。
当日は、徐東湖・韓国教育財団理事長の開会の辞(代読)から始まり、吉野利雄・日本学生支援機構理事の祝辞(ビデオメッセージ)の後、発表へ。
第1部主題発表では、朴天弘・東京大学特任講師が「スピーキングテスト導入の妥当性及び設計原則」を、全相律・神田外語大学専任講師が「初級スピーキングテスト運営の方向性」を、河正一・大阪公立大学教授が「中上級スピーキングテスト運営の方向性」を発表した。朴講師からは(1)従来のTOPIKとは異なり日本人向けの試験(2)資格試験ではなく学習支援型などのスピーキングテストのコンセプトが説明された。全講師・河教授からは初・中上級の具体的内容、東京・大阪でのベータテスト概要と結果から判明した課題が報告された。
第2部はパネルディスカッション・質疑応答・総合討論で、第1部の3氏に対し、趙顕龍・慶熙大学校教授、朴永奎・長崎外国語大学教授、酒勾康裕・近畿大学准教授から質問がされ進行。AI導入について、持続可能性の懸念、インセンティブのない学習支援型試験へのニーズ、2段階のレベル分けの妥当性、評価の難しさ・客観性確保などについて活発に議論した。
最後に梁鎬錫・韓国教育財団常任理事が総括を行った。梁常任理事は「まだまだ検討課題は多いが、これからがスタート。夢を見ているのかもしれないが、人材、日本の特性、AIの進歩などを考え実現可能と思っている。この夢を実現するために応援して欲しい」と話した。
スピーキング試験導入で、韓国語学習は知識習得から対人コミュニケーションへ進化し、学習者のモチベーション向上が期待される。

 

2026-02-11 5面
뉴스스크랩하기
社会セクション一覧へ
朝総連、揺らぐ民族教育と統一放棄
金永會の万葉集イヤギ 第76回
金永會の万葉集イヤギ 第77回
青年会中央「生活史調査」中間報告を問う
金永會の万葉集イヤギ 第78回
ブログ記事
アメリカの変化
十年後
ゴッホかラッセンか?
「どっちもどっち」論はだめだ
「闘争本能」というものはない:哲学の現在21
自由統一
北朝鮮人権映画祭実行委が上映とトーク
金正恩氏の権威強化進む
北韓が新たな韓日分断策
趙成允氏へ「木蓮章」伝授式
コラム 北韓の「スパイ天国」という惨状


Copyright ⓒ OneKorea Daily News All rights reserved ONEKOREANEWS.net
会社沿革 会員規約 お問合せ お知らせ

当社は特定宗教団体とは一切関係ありません