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最終更新日: 2026-01-01 00:00:00
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2025年12月31日 09:30
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2025年を象徴する熟語は「変動不居」
「世界は止まることなく変わり続ける」

 韓国の大学教授らは、2025年を象徴する四字熟語として「変動不居」を選んだ。戒厳令の発動、大統領弾劾、政権交代と、韓国社会が経験した激しい揺れを投影した結果だ。
教授新聞が全国766人の教授を対象に調査したところ、33・94%が今年の四字熟語に「変動不居」を挙げた。
出典は『易経』(繋辞下伝)で、「世の中は絶えず動き、片時もとどまらない」という意味。
教授新聞は「激しい変化の渦中にある韓国は、先行き不透明な時代において安定と持続可能性を問われている」と説明する。
推薦した梁一模・ソウル大教授は、「昨年末の戒厳令発動、今春の憲法裁による大統領弾劾と政権交代などといった激動の政治とは対照的に、アニメ作品『KPOPガールズ! デーモンハンターズ』は世界の心をつかんだ」と振り返った。
梁教授はさらに「海外に広がったKカルチャーの存在感は、韓国政治のマイナス評価を補って余りある力を示した。激動の韓国現代史にまた新たな章を刻んだ『乙巳年』も、気づけば静かに幕を下ろした」と加えた。
昨年の四字熟語2位は「天命靡常(26・37%)」。これは「天の意思は一定ではない」という意味で、民意の重さと不可測さを説く言葉だ。為政者らが政権を手にした際はこうべを垂れ、民意を恐れるべきであるという警告の意味も含んでいる。
続く3位は「趨之若鶩(20・76%)」。鶩の群れのようにぞろぞろと動く様を示すもので、「事実より陣営論理や感情に流される現象」を批判する意味で選ばれた。

 

2026-01-01 1面
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