【島根】民団島根県本部(李鐘九団長)は県立産業会館で先月25日、「第20回島根県民団市民交流会」を開催した。今年は韓日国交正常化60周年と開催20周年が重なり、500人超が会場に訪れた=写真。
民団島根県本部では「多文化共生交流事業」に独自に取り組んでいる。行政からも市民からも民団への評価・認知度が高まってきていると主催者側の関係者は語る。
来場者からは、「K-POP歌手の公演が良かった」「韓国だけでない各国の屋台のグルメを堪能できた」「毎年楽しみにしており、今年も韓国文化を満喫できて嬉しい」などと声が上がった。
【神奈川】民団神奈川県本部(李富鉄団長)は県立三ツ池公園で先月25・26日、「2025韓日市民交流マダン」を開催、天候の関係で2日目の同会場での開催を見送り、神奈川韓国会館で京畿道から訪れていた歌手・MAYJUNさんの公演のみ開催した。今年は京畿道と神奈川県の友好提携締結35周年に当たり、各種のプログラムを展開、約1100人がイベントを楽しんだ。
初日には、韓国料理研究家の柳香姫さんが講師を務めたキムチ作り体験を開催。キムチの味の決め手は”塩”とし、実演を通じて参加者にキムチの魅力を伝えた。ステージ発表では、京畿道芸術団や横浜都筑太鼓による公演、K・J-POPフェスティバルが会場を盛り上げた。
李団長は、「雨の中での開催にもかかわらず、会場を訪れてくれた多くの人々に感謝したい」と述べた。
京畿道芸術団のステージ公演。神奈川県との友好提携35周年を記念
【岡山】民団岡山県本部(金学団長)は東児が丘マリンヒルズGCで14日、「第10回日韓友好マダンゴルフ大会」を開催、26人が参加した。優勝は金進龍・岡山商工会議所前会長。
金団長は、「韓日国交正常化60周年の節目の年、行事を様々に展開している。このゴルフ大会には例年日本の人々に多く参加してもらっており、感謝している」とした。また、「岡山県内の各市町村での韓国との交流はまだ途に就いたばかりの時点。当日の日本の参加者から『韓国と取引したい・通訳を紹介して欲しい』などと要望が聞かれ、団長としてより皆さんの役に立ちたいという気持ちを新たにした」と課題を語った。
14日、金進龍・岡山商工会議所前会長㊧がゴルフ大会で優勝(写真=在日本大韓民国民団岡山県地方本部) |