呂寅兄前防諜司令官が24日、尹錫悦大統領内乱裁判に証人として、尹大統領と軍首脳部が以前から内乱(非常戒厳令)を謀議・準備したという特検の主張や提示された証拠を一つ一つ反論した。
呂将軍は昨年の5月末~6月初、三清洞の安家での晩餐(大統領、国防長官、防諜司令官)で、「大統領が国を心配、時局への心配で大変だという共感もした。大統領が感情が激しくなったためか憲法が保障した”非常大権措置”のような話も出た」。大統領が戒厳をする、しないは言わなかったが、呂司令官は「社会が混乱すれば軍が動員されると考えられるが、とんでもないこと。戒厳は開戦初期に発令されるが陸軍30万のうち戒厳に動員される兵力はいない」「戦時でもそうなのに平時に戒厳とは、訓練をしたことも準備したこともない。憲法が保障したとしても軍は不可能だという実態を申し上げた」と話した。 |