最長10日間に及んだ今年の秋夕連休(10月3~12日)。韓国人が最も多く訪れた海外旅行先は日本だった。例年より長い休暇を利用し、欧州や米国など長距離旅行を楽しむ人も大幅に増えた。
6日、旅行予約サイト「Klook(クルック)」が発表した「2025年秋夕連休海外旅行トレンド」によると、韓国人旅行者が最も多く選んだ渡航先は日本で、特に福岡・大阪・東京などが人気都市の上位を占めた。続いて台湾、ベトナム、香港、インドネシアの順で人気を集めた。
昨年の秋夕連休と比較すると、日本・台湾・香港の予約件数は平均21%増加した一方、ベトナムやタイなど東南アジア地域は平均6%減少し、対照的な結果となった。
今年は特に長距離旅行客の急増が特徴的だ。 欧州や米国行きの予約はそれぞれ21%、35%増加。トルコやアラブ首長国連邦(UAE)など中東地域全体の予約は71%も急増した。この傾向は、韓国人の旅行先が従来の近距離から長距離へと広がっていることを示している。
(ソウル=李民晧) |