ログイン 新規登録
最終更新日: 2025-10-07 12:27:44
Untitled Document
ホーム > ニュース > 社会
2025年10月07日 09:45
文字サイズ 記事をメールする 印刷 ニューススクラップ
 
 
金永會の万葉集イヤギ 第67回

 「国中の人々は、生前の功績を告げねばならない、わが大王様に。
空高くから照らしてくださる御日様である皇子は、荒れ地をこの上なく美しく見事におさめるね。
藤の蔓が伸びる野原に敢えて意地を張り宮を建て、皇子様をお迎えする。
政に尽くす連中も、新しく建てられた宮殿がどれほど気品高いか皇子に告げよう。
皇子の霊魂は永らく権力を保たなければならない。
皇子は天と地に住まいを構えなければならない。
人夫たちが立ち休らい、小急ぎに歩きながら宮殿を建てる。
清き海の国、官服を着た人々はきっと畑の上の山に行き、木を伐るのを助け、努めて檜を持って来い。
女たちは人々に食べ飲むものを恵み仲睦まじくせよ。
多くの氏姓の人々は河に皇子の生前の功績を美しく構えたものを流し、皇子を仰いで恨みが晴れるようにし、皇子と我々が永らく和するようにせよ。
民が皇子を忘れかけ、多くの人々は皇子の功績を伝えていない。
人々が流したものが水の上に漂っている。
私がこの歌を作るのは、日雙皇子が動き始められたと門の神に告げるためでない。
国の大きな権威を保った方は道に沿って去った。
皇子の生前の功績を美しく構えて、三十人に生前の功績を記録した本を担がせた。
霊験あらたかな亀が新たに跡をつぐだろう、あらゆる泉や川の水面に映る月のように。
木を伐る仕事に麻の服を着た人(高貴な身分の人)百人では足りず五十人をさらに呼んだ。
彼らは日雙皇子の宮を大きく作り、去った。
君よ、蘇りて永らく藤原京に立ち現れますよう。
皇子様は、我々の願いに応じてください。」


万葉集の50番歌はまるで日本アルプスのように雄大だ。アルプスの背骨、古峰峻嶺に該当する。険しい峰と美しい峻嶺が逸品だ。冴えた気性が噴出している。50番歌は万葉集の巻1の真ん中で万葉集の4516曲のすべての作品に命を吹き込む。何度も繰り返し解き、吟味しても飽きなかった。

 万葉集の古峰峻嶺 持統万葉の絶頂(万葉集50番歌)                <続く>

2025-10-08 3面
뉴스스크랩하기
社会セクション一覧へ
ソウルでかみしめた在日同胞の昨日と今日
[連載] 이영덕의 《한솥》 창업기...
朝総連、名ばかりの統一放棄
金永會の万葉集イヤギ 第63回
在日学徒義勇軍「長津湖戦死者時計塔」除幕
ブログ記事
ゴッホかラッセンか?
「どっちもどっち」論はだめだ
「闘争本能」というものはない:哲学の現在21
マイナンバーそのものの廃止を
精神論〔1758年〕 第三部 第28章 北方諸民族の征服について
自由統一
北朝鮮人権映画祭実行委が上映とトーク
金正恩氏の権威強化進む
北韓が新たな韓日分断策
趙成允氏へ「木蓮章」伝授式
コラム 北韓の「スパイ天国」という惨状


Copyright ⓒ OneKorea Daily News All rights reserved ONEKOREANEWS.net
会社沿革 会員規約 お問合せ お知らせ

当社は特定宗教団体とは一切関係ありません