大韓商工会議所の崔泰源会長(SKグループ会長)は5月27日、首相官邸で石破茂首相と面談した。韓日国交正常化60周年を迎えて両国の経済協力拡大の必要性と方策を協議するために設けられた。
崔会長は米国の関税政策など世界的な保護貿易主義の拡大を踏まえ、「韓日経済連携の拡大とともに、緊密な協力が必要だ。企業活動に対する政府の支援を依頼した」と説明。また10月に慶州で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)に合わせて、同会議所が主管するAPEC最高経営責任者(CEO)サミットへの日本企業の参加も要請した。
崔会長のほか、同会議所の朴一俊常勤副会長、ソウル商工会議所副会長を務めるSKスペックス協議会の李亨煕コミュニケーション委員長らが参加した。
続いて崔会長は日本商工会議所を訪問し、小林健会頭と面会。今年末に韓国で開かれる第14回韓日商工会議所首脳会議など、協力事項について話し合った。 |