歌手の金嶋昭夫さん(日本コロムビア)は19日、東京・新宿で舞台に立ち新曲「恩送りの人生」(作詞・石原信一、作曲・岡千秋、編曲・伊戸のりお)を披露した。同日発売の新曲は、第1弾「新宿しぐれ」(2021年発売)、第2弾「大阪たずね恋」(23年発売)に続く、第3弾シングル。
自らの半生を記した、23年発売の同タイトルの著書に基づいた自伝的楽曲となっている。金嶋さんは、「幼いころ、母に大切にしてもらった。成人してからは母を幸せにしようと心を込めて仕事をしてきた。多くの人たちに母親を偲んでもらえたらうれしい」と新曲のコンセプトを紹介した後、歌を披露した。
作詞を担当した石原信一さんは、「受けた恩をすべての人に返すという『無償の愛』に感動した。思いを込めて歌ってほしい」とエールを送った。
金嶋さんは新宿を中心に飲食業・不動産業などを営む金嶋観光グループの会長を務める。21年に76歳で歌手デビューし、企業人との二足のわらじで日々奮闘している。
金嶋さんは新曲のほか10曲以上を熱唱 |