半導体製造関連機器メーカーの浜松ホトニクス(浜松市中央区)の韓国現地法人である浜松ホトニクス・コリアは、半導体故障解析装置の製造能力強化とグローバル市場における売上拡大を目的として、京畿道華城市に工場を新設。既存の工場から新工場へ製造拠点を移転し、今月から稼働している。
同社は韓国半導体メーカーなど顧客のニーズを的確に把握して新技術の開発を行い、グローバル市場において半導体故障解析装置で高いシェアを維持している。
新工場の稼働により、半導体故障解析装置の開発・製造など多くの市場ニーズに対応できる体制を強化する。また、新工場には浜松ホトニクスの電子管製品や光半導体製品を輸入・保管し、韓国市場に販売する際の商流の起点としての機能が新たに追加される。
鉄骨造り地上2階建て。延べ床面積2617平方メートル。
華城市で今月から稼働している浜松ホトニクス・コリアの新工場 |