6日、東京韓国学校初中等部から計237人の卒業生を輩出した。写真は初等部の卒業式
東京韓国学校(韓相美校長)で6日、初等部と中等部が「第70回卒業式」を開催。初等部は3班で計119人、中等部は計118人の卒業生を輩出した。
韓校長は中等部の卒業生に対し、「高校(高等部)への進学は新たな始まりであり、逆境にも立ち向かって進んで欲しい。また、どんなときも肯定的に、いつも一緒にいたいと思える人に3年間で成長してもらいたい」と期待を寄せた。また、卒業生に対し「これまで支えてくれた両親への感謝をいつも持つように」と述べた。
呉公太理事長は「今からが始まりと思って勉強してもらいたい。努力は、継続すれば才能にできるものであり、生まれたときから身についているものではない。”できない理由を探すな”という一言だけ、皆さんに理事長として話しておきたい。探すことに、今から一生懸命に取り組んで欲しい」とエールを送った。
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大阪金剛インターナショナル小中学校(姜信哲校長)で8日、小学校は「第75回卒業式」、中学校は「第69回卒業式」を執り行った。23人の小学生と27人の中学生が卒業を迎えた。
姜校長は式辞で、「新しい出発点に立っている皆さん、どうか明るい未来に向けて羽ばたいて欲しい」と述べた。
出席が適わなかった崔潤理事長は、最新AIを用いた祝辞の動画を寄せた。
答辞のあと保護者にサプライズが行われ、会場は温かな親子愛に包まれた。
8日、中学卒業式の一幕(大阪金剛インターナショナル小中校提供) |