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最終更新日: 2025-03-25 16:19:21
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2025年03月12日 12:57
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高永喆 韓半島モニタリング 第42回
国民的英雄、尹大統領の復帰

 尹錫悦大統領が8日、不法収監されてから52日ぶりにソウル拘置所から釈放、復帰した。ソウル中央地方裁判所は拘束取り消し決定を下し、拘束自体が手続き的に違法だったという点を認めた。
尹大統領は拘束前に警護処と警察機動隊の一触即発の対峙状況を見て、流血事態を防ぐために自ら公捜処へ出頭、収監された。国家と国民のために自ら身を投じる勇断だった。勇敢かつ男前で、国民の英雄である尹大統領の真面目さが伺える。
臣下の中傷・謀略によって、獄中へと収監された李舜臣将軍(1545~98年)の「必死則生、必生則死」の精神で、連戦連勝した先例の通り、尹大統領は自ら拘置所に入った。
釈放の当日、ソウル拘置所前に集まった支持層の群衆が涙ながらに歓声を上げる姿をメディアを通して見た、視聴者たちまでもが目頭を濡らす感動を呼び起こした。
尹大統領の釈放は、個人的な悔しさを解消したものなどではなく、崩れた法治主義を原状回復、反国家勢力を一掃しようという意志が出発点となっている。釈放メッセージで尹大統領は、次のように述べた。「まず、不法を正してくれた中央地方裁判所の勇気と決断に感謝します。これまで寒さのきびしい環境であったにもかかわらず、応援くださった多くの国民、そして私たちの未来世代の皆さんに深く感謝します。大統領の憲法上の権限により、公職者としての任務を遂行し、困難を経験している方々もいます。早急の釈放と健康をお祈り致します。断食闘争をしている方々もいらっしゃいますが、健康を害されるのではないかと心配しております。意味するところを十分にお知らせいただいたので、もう止めていただけたら幸いです。改めて国民の皆様に頭を下げて感謝いたします」と述べた。憲法第2条には「主権は国民にあり。すべての権力は国民から生まれる」と記されている。
尹大統領は釈放の当日のうちに、国民向けの談話文を発表、「選挙の公正性を守るべき選管委が特定政派の道具に転落。司法体系の中で左派のウリ法研究会をはじめとする政治的理念に傾倒した勢力が法治を歪曲してきた。さらに、大韓民国を崩壊させようとするスパイ勢力が政府と社会のあちこちに浸透。国家の根幹を揺るがしていることを私たちは目撃している。これから国民の皆さまと、この戦いを最後まで続けます」と強調した。 
ちなみに、非常戒厳令で国民が悟るようになったことは(1)多数派野党「共に民主党」(李在明代表)が従中・従北スパイの手先であり、犯罪者の巣窟であるという事実。また、国家情報院と与党にもスパイが潜伏しているという事実(2)選管委の採用不正が1200件余りあるという事実(3)憲法裁判所の憲法研究員4人が中国人で、MBCのアンカーも中国人という驚くべき事実が露呈したのだ。
大統領の非常戒厳は、共に民主党の弾劾乱発による国政マヒと、不正選挙の背後である北韓と中国共産党の工作を撲滅するためのものであった。
共に民主党は、尹大統領を内乱罪にでっち上げた。戒厳令は、憲法が保障した大統領の権限だ。29回に及ぶ民主党の弾劾乱発こそ、まさに内乱だった。不正選挙により国会を独占した民主党の国会独裁によって、国政はマヒしたのだ。
憲法第77条には、「大統領は戦時・事変・これに準ずる非常事態の時には、戒厳令を宣布することができる」とある。日常茶飯事のように嘘をつき、尹大統領を悪人に仕立て上げた野党の誤魔化しを、国民は鋭く見抜いている。
昨年、韓国の輸出額は過去最大の6838億ドル(1006兆ウォン)を達成した。過労により鼻血を流しながらも最善を尽くした大韓民国営業社員第1号の、尹大統領の成果だろう。
1日、史上最多となる大勢の国民が結集し、尹大統領の復帰を叫んだ。4・19革命と5・16革命に続く、3・1市民革命となった。歴史的な大転換となり、1週間後に尹大統領は釈放された。 
尹大統領の釈放と復帰は憲法裁判所の弾劾審判に決定的な影響を及ぼす。弾劾は却下されるしかないはずだ。不法拘束と不法弾劾を犯した民主党指導部と公捜処・検察・警察は、それぞれの責任を負わなければならない。

高永喆(コ・ヨンチョル)
拓殖大学客員教授、韓国統一振興院専任教授、元国防省分析官。著書に『国家情報戦略』(佐藤優共著、講談社)、『金正恩が脱北する日』(扶桑社)など。

2503-12-04 4面
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