尹錫悦大統領が公捜処によって不法逮捕されたことに対して抗議し、ソウル西部地裁事態(1月18日)で拘束された若者たちが精神的に虐待されていると、ソウル地裁自由青年弁護人団の柳政和弁護士が暴露した。
「お前らは最低懲役5年だ、不正選挙主張は偽りだ」などと言葉の暴力を加え、個別に呼んで数十分間にわたり思想教育するのは、拘置所がほぼ精神的虐待をしていると主張した。
特に1棟3階の主任が酷いと聞いたという。ソウル西部地裁事態で拘束起訴された74人のうち2人は、許可を受けずに他人に本を貸したという理由で懲罰部屋に閉じ込められたことがあるという。西部地裁事態関連で逮捕者は現在80人で、その数は増え続けている。
自由青年弁護人団の一員である柳政和弁護士は、「西部地裁事態で拘束された青年の1人が拘置所の許可を受けて、都泰佑・朴柱〓弁護士などの『大法院の不正選挙隠蔽記録』である『STOP THE STEAL』(図書出版スカイ)を持ち込み、本を貸して欲しいという他の青年に貸したが、許可なしに行ったという理由で2人が冷たく寒い懲罰部屋に収容された」と暴露した。
『STOP THE STEAL』は2020年の4・15総選挙で仁川の延寿区乙選挙区から出馬して不正選挙で敗れた閔庚旭元議員の代理となった、4人の弁護士たちが大法院の判決文を批判して書いたベストセラー本だ。 |