ログイン 新規登録
最終更新日: 2024-03-26 12:23:14
Untitled Document
ホーム > 主張 > オピニオン
2016年05月18日 00:37
文字サイズ 記事をメールする 印刷 ニューススクラップ
 
 
瞻星臺=編集余

 俗に「中国4000年の歴史」などといわれるように、東アジアにおいてもっとも古い歴史を有するのは中国だ。多くの文化や文明、思想がこの国で生まれ、あるいは育まれ、周縁に伝えられた▼であるがゆえだろうか。この偉大な国は、外交使節団というものを送り出したことがほとんどない。かれらにとって使節団は「送られてくる」ものであり、自らが送り出すとしたらその答礼という形になることが多かった▼中国初の訪欧使節団は、今からちょうど150年前の4月にロンドンを訪問した。団を率いた斌椿は英国王に接見した初の中国人で、ディナーと舞踏会について残した詩に、その歓待ぶりが記されている▼それから150年後、中国からの使節団は女王の目に「失礼な輩たち」と映ったようだ。女王自らが、警備責任者の労をねぎらう中で発した言葉は、国賓として招かれた習近平国家主席以下、中国の訪英団がどのように英国で受け入れられたかを物語っていよう▼中国では、女王の言葉を報じたBBCの放送が一時中断され、ネットの検索も検閲を受けた。当局が神経を尖らせていることがうかがえる。何せ英中はともに「黄金時代」と強調しているのだから、女王の発言は不都合なのである▼英王室のコメントは振るっている。「国賓としての訪問は大成功だった」と。確かに習主席をバッキンガム宮殿に泊めるなどした結果、英国は巨額の契約を結ぶに至った。中国への過度な厚遇を苦々しく見ていた一部の英国市民は、溜飲を下げたことだろう。

2016-05-18 1面
뉴스스크랩하기
オピニオンセクション一覧へ
金永會の万葉集イヤギ 第1回
韓国も注目の民団新体制
金永會の万葉集イヤギ 第3回
都内で「フローリア」がライブ
3機関長選 新団長に金利中氏
ブログ記事
精神論〔1758年〕 第三部 第27章 上に確立された諸原理と諸事実との関係について
フッサール「デカルト的省察」(1931)
リベラルかネオリベか
精神論〔1758年〕 第三部 第26章 どの程度の情念を人々は持ち得るか
保守かリベラルか
自由統一
北韓が新たな韓日分断策
趙成允氏へ「木蓮章」伝授式
コラム 北韓の「スパイ天国」という惨状
北朝鮮人権映画ファーラム 福島市で開催
福島で北朝鮮人権映画フォーラム


Copyright ⓒ OneKorea Daily News All rights reserved ONEKOREANEWS.net
会社沿革 会員規約 お問合せ お知らせ

当社は特定宗教団体とは一切関係ありません