ログイン 新規登録
最終更新日: 2024-11-19 12:39:03
Untitled Document
ホーム > 主張 > オピニオン
2016年04月13日 05:13
文字サイズ 記事をメールする 印刷 ニューススクラップ
 
 
瞻星臺=編集余話

 パナマといえば運河。このイメージが覆ることはそうそうないだろうが、「タックスヘイブン」(租税回避地)を連想する人は増えるに違いない。それほど巷間をにぎわしている「パナマ文書」の衝撃は大きい▼何しろ英中露の現役首脳を含め、多くの政治家やその親族が「租税回避地」と呼ばれるこの地に会社を設立していた。すでに辞任した首脳もいる▼「さもありなん」と受け取ってしまいがちだが、政治家には不正を行っていたことを驚かれる存在であってもらいたい。おりしも日本では「世界一貧しい大統領」という触れ込みで、ウルグアイのホセ・ムヒカ前大統領が来日していたが、各国首脳の醜聞は、それと好対照をなすこととなった▼「さもありなん」といえば、制裁対象となっている北韓の金融機関関連の名前もリストにはあった。不透明な資金の流れを今一度洗い出す必要があろう。でなければ制裁の効果も薄れるというものだ▼従来のイメージとの乖離でいえば、この人以上の名前はなかったのではないか。アルゼンチンのリオネル・メッシである。おそらく世界で一番愛されているサッカー選手だが、後ろ指をさされかねない蓄財をしていた可能性は否定できない▼ちなみにタックスヘイブンのヘイブンは「HEAVEN」(天国)ではない。税金なし天国かと思いきや、「HAVEN」(避難所や港)が正しい。特権階級の脱税にはさまざま方法があるというだけではない。イメージや思い込みの怖さも教えてくれたパナマ文書である。

2016-04-13 1面
뉴스스크랩하기
オピニオンセクション一覧へ
金永會の万葉集イヤギ 第30回
写真で振り返る2024年「四天王寺ワ...
李在明・共に民主党に1審有罪
北韓軍派兵に韓国は様子見モード
トランプ氏再選で変わる世界
ブログ記事
マイナンバーそのものの廃止を
精神論〔1758年〕 第三部 第28章 北方諸民族の征服について
精神論〔1758年〕 第三部 第27章 上に確立された諸原理と諸事実との関係について
フッサール「デカルト的省察」(1931)
リベラルかネオリベか
自由統一
北朝鮮人権映画祭実行委が上映とトーク
金正恩氏の権威強化進む
北韓が新たな韓日分断策
趙成允氏へ「木蓮章」伝授式
コラム 北韓の「スパイ天国」という惨状


Copyright ⓒ OneKorea Daily News All rights reserved ONEKOREANEWS.net
会社沿革 会員規約 お問合せ お知らせ

当社は特定宗教団体とは一切関係ありません