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2015年10月21日 04:51
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瞻星臺=編集余話

 ノーベル賞の発表が終わった。韓国では自然科学分野でのノーベル賞受賞者はまだいない。ある大学では、将来輩出されるであろう受賞者のため、キャンパスに銅像の台座が設置されている。文学賞も、長年期待されている詩人がいるらしいのだが、受賞の吉報は届かない▼日本では今年、2人の受賞者が出た。中国でも今年初めて、中国生まれ中国育ちで中国籍を持つ屠呦呦(トユウユウ)氏が医学・生理学賞を受賞した。「中国系」に対象を広めても初の女性受賞者だ▼韓国では基礎的な研究がおろそかにされがちだといわれる。多くの専門家が嘆いているのだから、それが実情なのだろう。技術職や地味な研究も、優秀な人材が集まるとはいいがたい▼韓国に技術力がないわけではなかろう。例えば技能五輪では、韓国は4連覇中だ▼ただ、気になる点もある。韓国の国内大会優勝者には、大企業への就職が保障される。就職先では、五輪のために集中して訓練を受ける上、結果によっては兵役も免除される▼受賞に過度の期待をかける大学、メダルのために支援する企業、結果だけにこだわる人々。期待がため息に変わった日、メディアには自省の声が目立った。科学者が好奇心に従い、地道に研究できる環境がそろえば、結果はおのずとついてくるものだと思うのだが…。

2015-10-21 1面
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