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2014年11月06日 04:50
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北で軍幹部ら50人粛清か 
崔龍海再浮上の見方も

 韓国の情報機関、国家情報院の報告によると、北韓で朝鮮人民軍の幹部が多数降格され、今年に入って収賄や女性問題、韓国ドラマを視聴したなどの理由で朝鮮労働党幹部約10人を含む約50人が銃殺されたという。昨年12月に処刑された張成澤・元国防副委員長の影響下にあった人物が主な粛清の対象になっており、粛清は最近まで続いていたことを確認したという。一方で、いわゆる序列2位とされていた朝鮮人民軍の黄炳瑞・総政治局長の地位が下がったと見る分析も浮上している。

 朝鮮人民軍の幹部が多数降格されたと報告した国会議員の話によると、粛清が始まったのは昨年12月の張成澤処刑以降で、今年に入ってから本格化。体制を称賛する歌を、金正恩を非難する内容の替え歌にして歌ったことが処刑理由になった者もいた。訓練で砲弾の命中率が低く、2階級降格された軍幹部もいたという。
一方、いわゆる北韓の「ナンバー2」が再び変わったという見方も出ている。
朝鮮中央通信は10月29日、金正恩の女子サッカー試合観戦を伝えた記事で、同行者として朝鮮労働党の崔龍海書記を朝鮮人民軍の黄炳瑞・総政治局長よりも先に紹介した。崔龍海は今年5月に総政治局長のポスト解任が伝えられて以来、北韓メディアは黄炳瑞を格上に扱ってきたが、崔龍海の序列が再び浮上した可能性がある。
黄炳瑞は秘密警察の国家安全保衛部とともに張成澤の粛清を主導したとされ、今年4月には朝鮮人民軍次帥の称号を与えられた。5月からは「ナンバー2」として足場を固めたとみられていた。
仁川アジア大会閉会式に合わせて10月4日に訪韓した際、団長格を務めたのも黄炳瑞だった。黄炳瑞が車に乗り込んだ後、崔龍海がその車の前でしばらく待機する姿もみられた。朝鮮中央通信も当時、黄炳瑞を筆頭に報じていた。
しかしサッカー観戦の報道後、わずか6カ月足らずで崔龍海が「ナンバー2」に返り咲いたとの見方が出ている。観戦を報じた写真では、崔龍海だけが金正恩と同じコートを着用していたことも、崔龍海再浮上説の根拠の一つだ。
崔龍海が党最高指導部にあたる政治局常務委員に在職していることも確認された。これらの動きを受け、一部からは北韓内部でナンバー2の座をめぐり、権力闘争が行われている可能性があるとの見方も出ている。
ただ、民間シンクタンクのフォーカスカンパニー戦略研究院の閔泳三院長は「金第1書記以外の権力者は大きな意味がない」と指摘。序列を度々変えることは忠誠心をあおるとともに、お互いをけん制させるための狙いが大きいと分析。金正恩は粛清などの「恐怖政治」を通じ、幹部らにより高い忠誠心を求めているとされる。

2014-11-06 1面
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