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ホーム > 連載 > 大韓民国への反逆
2014年02月05日 00:00
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大韓民国への反逆 その連鎖を絶て(1) 地下組織にいた李石基の浮上
韓国の立法と司法を動かせると見た平壌 背後に軍傘下の偵察総局

 李石基に懲役20年が求刑された。内乱陰謀(刑法87条)などがその理由だが、憲法を守るべき使命を持つ国会議員が犯した”反逆”であることを勘案すれば、軽すぎるといえよう。
 内乱陰謀(内乱罪)は、暴動によって国家の存立と憲法秩序を危うくする罪だ。韓国憲法は自由民主的基本秩序を宣言しているが、朝鮮労働党に同調して憲法を破壊・否定する犯罪は、個人の自由や人間の尊厳に対する挑戦でもある。
 内乱罪がほかの暴悪犯罪と違う点は、一人ではできず、必ず組織的犯罪になるという点だ。つまり内乱陰謀罪は、内乱のための暴動組織の結成を前提とする。だが、厳格な証拠主義と政治的な制約のため、内乱組織の全貌を究明するのは容易なことでない。
 李石基は調査および裁判過程で徹底的に黙秘権を行使したという。彼は民革党スパイ事件で逮捕(01年)されたときも黙秘権を行使したことで、地下組織の指導者としての「革命性」を評価されたという。
 統進党などの従北勢力は、総力を挙げて李石基を庇護している。李石基の逮捕と家宅捜索の過程で法に抵抗した従北派は、大韓民国の法律体系を利用して、反逆罪を庇護しているのだ。
 それどころか従北派は、国家安保を守る国家情報院を無力化させる闘争を展開している。この従北派の戦術に協力したのが政界だ。
 内乱陰謀を摘発した国情院を逆に「懲罰」するという、正常な国家ならありえない措置に、野党だけでなく与党も合意。また、李石基の逮捕動議案に国会議員の10%が反対したという事実は、大韓民国の深刻さを物語っている。
 李石基の内乱陰謀に最も責任のある政治勢力が今、国情院の無力化に狂奔している。李石基事態の最大の責任は、統進党よりも、従北勢力が主導権を握っている野党第1党の民主党だ。
 民主党は2012年の総選挙で、政策連帯と選挙協力を通じて、統進党が国会内に橋頭堡を作れるように支援した。金日成主義者の李石基が民革党事件で服役していた時、彼を釈放・復権させたのも民主党政権だ。その張本人が、先の大統領選で民主党候補だった文在寅だ。民主党は自らの過ちを反省するどころか、国会での李石基除名決議も阻止している。
 捜査や裁判過程で明らかになった李石基ら従北勢力の反逆に対しては詳しく辿ってみたい。休戦状態の大韓民国で内乱を図ることは、いかなる場合でも、主敵であり交戦相手である北韓を助ける行為だ。まず、この点を見てみよう。
 李石基は、平壌の動きに同調して組織を導いた。彼は「革命組織」(RO)の集会で平壌への忠誠を強調。李石基が主管した行事で歌われたRO組織員の愛唱曲は「赤旗歌」、「革命同志歌」、「同志愛の歌」だった。赤旗歌などは、北韓が6・25南侵戦争(朝鮮戦争)時、大韓民国を攻撃する戦場で歌われたものだ。
 李石基の内乱陰謀を正しく把握するには、北と李石基・ROの関係、そして69年間も続いている南北韓の対決の本質を見なければならない。
 北は今まで韓国内の同調勢力に対し、政権転覆を煽ってきた。では、金正恩への世襲前後にはどのような動きがあったのか。
 金正日は死ぬ前に三男への順調な世襲、つまり金氏王朝存続のための装置を用意した。核ミサイル、摂政や元老グループ、偵察総局だ。これらは北と金正恩の生存策でもあった。問題は「偵察総局」だ。金正日は不安な権力世襲期に、金氏王朝が韓国によって攪乱、吸収されないよう、逆に韓国を積極攻勢する装置として、偵察総局を作った。
 偵察総局の名称と機能は60年代後半に第2の南侵と韓国内のゲリラ戦を図った「対南事業総局」に似ている。「対南事業」を軍(国防委員会)が主管するのは、対南挑発が政治・心理戦と物理的な暴力や攪乱の並行を宣言したも同然だった。
 平壌サイドは彼らの企てが成功すると判断したようだ。判断の根拠は、韓国内の従北勢力だ。李石基が表舞台に浮上して国会に入ったのは、従北勢力が国会と司法まで掌握し、それを動かせると平壌が判断したからだ。
(続く)

2014-02-05 1面
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