ログイン 新規登録
最終更新日: 2024-12-11 04:13:22
Untitled Document
ホーム > 自由統一 > 自由主義保守派の声
2012年08月08日 01:30
文字サイズ 記事をメールする 印刷 ニューススクラップ
 
 
歴史を変えた誤訳-‘民主主義’
‘民主主義’とう用語は、日本人が明治維新後西欧文物を導入する時、Democracyを翻訳した言葉だ。これは正確な翻訳でない。‘民主主義’でなく‘民主制度”と翻訳すべきだった。

趙甲済

‘民主主義’とう言葉は、日本人が明治維新後西欧の文物を導入する時、Democracyを翻訳した用語だ。これは正確な翻訳でない。‘民主主義’でなく‘民主制度'と翻訳すべきだった。
Democracyは民主的な政治制度を示すものであって社会主義や共産主義のような‘主義(ism)'でないからだ。demoはギリシャ語のdemosから由来した‘人々'という意味で、cracyは‘権力'という意味の‘kratos'から由来する。Democracyは民主的権力か民主的政府と翻訳される。
民主主義と誤訳したため韓国の識者らはこの用語を教条化した。韓国の知識人たちは朝鮮朝の伝統を受け継いで思想を教条化、絶対化する傾向が強い。朝鮮朝の知識人らは宋から輸入した朱子学を宋より教条化し偶像化した。北韓労働党はマルクスの共産主義をマルクスやレーニンよりもっと教条化し偶像化して考えの異なる人々を抹殺する凶器として使う。
韓国の識者らも間違って翻訳された民主主義を教条化、絶対化、偶像化、凶器化する傾向が強い。
1.民主主義を万能でかつ絶対善だと錯覚する。民主主義さえすればあらゆる問題が解決されると考える。民主主義さえすれば経済も、福祉も、法治も全部うまく行き家庭の平和も自ずとくるというわけだ。民主主義は政治部門だけで適用されるはずなのに、これを経済と軍隊にまで適用しようとする。欧米の最も発達した民主主義を評価基準として設定し、それより劣るのは全部独裁と難ずる。‘民主主義’を経験したりやってみた人が一人もいなかった大韓民国だったのに、なぜ初めから米国レベルの民主主義をしなかったのかと李承晩大統領を責める。こういう残忍な基準を他人に適用する人々の様態は極めて非民主的で、北韓政権に対してはこの基準でなく他の基準、つまり‘内在的基準'というものを適用して免罪符を与えようとする。一言で笑わせる人々だ。
2.民主制度は直しながら発展させるものだ。制度だから。民主主義と翻訳して置いたため何か宗教的理念体系のようになって現実に合わせて変容させることに拒否感が強い。西欧式民主主義を1950~1970年代の韓国にそのまま適用できなかったという事実を認めようとしない。これを韓国の現実に合うように直して使おうとした朴正煕の主体的思想を独裁だとばかり罵る。Democracyを民主主義でなく‘民主制度'と翻訳したなら、そのような教条的な考えが利かなくなったはずだ。そういう点で‘民主主義'は歴史を変えた誤訳だ。
3.金光東博士は、大韓民国は建国後一度も民主主義の原則を捨てたことがないと主張する。民主主義の3大要素は、言論の自由、選挙の自由、私有財産権だ。この3大要素が一時的に部分的に制限されたことはあるが、抹殺されたことはなかった。そうであるなら韓国では真の意味の独裁政権がなかったということだ。民主主義の当為性を否定した政府はなかった。民主主義の不可避性を認めた土台の上で、北傀との死活をかけた生存闘争をする祖国の現実を考慮して民主主義を部分的に制約せざるを得ないと悩んだ政府は、独裁政権ではなく‘自由指向的権威主義'、あるいは‘不完全な民主政府'と呼ぶべきだろう。
4.教条的民主主義者たちは、民主主義が機能するためには経済力と制度と経験で支えられなければならないという真理を認めない。1950年代の韓国で西欧レベルの民主主義を実践しなかったと非難するのは、町内野球チームがメジャーリーグレベルの野球ができないと難ずるようなものだ。世宗大王になぜ選挙を通じて王にならなかったのかと詰るようなごり押しだ。
5.朴正煕は民主主義の核心を制度として把握した人だ。彼は‘民主主義は神様でない'と言った最初で、最後の韓国政治家だ。そういう点で偉大な思想家であった。
www.chogabje.com 2012-08-07 11:50

뉴스스크랩하기
記事: 洪熒 (hyungh@hanmail.net)  
この記者の他のニュースを見る
自由主義保守派の声セクション一覧へ
国会の制圧が目的ではなかった「非常戒厳令」
<独占インタビュー> 李相徳・在外同...
戒厳令巡り国政混乱
이상덕 재외동포청장 독점인터뷰
金永會の万葉集イヤギ 第31回
ブログ記事
マイナンバーそのものの廃止を
精神論〔1758年〕 第三部 第28章 北方諸民族の征服について
精神論〔1758年〕 第三部 第27章 上に確立された諸原理と諸事実との関係について
フッサール「デカルト的省察」(1931)
リベラルかネオリベか
自由統一
北朝鮮人権映画祭実行委が上映とトーク
金正恩氏の権威強化進む
北韓が新たな韓日分断策
趙成允氏へ「木蓮章」伝授式
コラム 北韓の「スパイ天国」という惨状


Copyright ⓒ OneKorea Daily News All rights reserved ONEKOREANEWS.net
会社沿革 会員規約 お問合せ お知らせ

当社は特定宗教団体とは一切関係ありません