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2012年08月06日 03:18
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民族を生かしてこそ正統性がある!
法輪の‘大韓民国と民族正統性’に関する講義も北に正統性を付与

金美英(セイジコリア)

北韓に民族の正統性があると見る人々の特徴は、わが韓民族の根元を檀君まで遡って高句麗-渤海-高麗-朝鮮‐北韓を一つの軌として構成し、相対的に大韓民国の1948年建国を蔑んだり疎遠な存在にする傾向があります。
失った古土への郷愁を刺激して幻想的民族主義を編み出しながら新羅の三国統一は扱き下ろすのが常と言えます。法輪和尚の大韓民国と民族正統性に関する講義(http://blog.daum.net/ioweyouone/17461845)も脈絡は似ているようです。
民族正統性の問題と高句麗、百済、新羅の三国に対する認識の差異は、学問的にも個人的にもいくらでもあり得ます。われわれが檀君の民族ということも論争までしながら否認するつもりはありません。
しかし、北の金日成政権を民族史の正統性の中に引き入れて肯定的に認識するようになることは大きな問題ではないかと考えます。金日成政権こそ民族史最悪の異端と言わず、1945年以後の北韓を民族正統性の定規を以って積極的に評価すれば、それはすでに似非民族主義にはまったと言っても言い過ぎではないでしょう。
世宗大王や李舜臣もまともに教えず、われわれとしては全く不慣れな金膺禹や金亨稷などを称賛して金日成家系の龍飛御天歌(朝鮮朝の創業を讃美した歌)を公式教科書を通じて教える北韓政権の異端性は言うまでもありません。金日成家系偶像化の一環として北が壇君陵を建設し、‘大同江文明圏’と命名して歴史を誇張し、似非民族主義神話を作り出したことに感動し付和雷同する人々が韓国にも少なくありません。
そういう人々の目に金日成は抗日民族運動家と見られ、民族の正統性を繋いで建国した始祖と見えるようです。外務長官を務めたのに北に行った崔徳新柳美英夫婦(*左写真)が平壌で天道教青友党を代表して、まるで檀君精神を守っているかのように自慢しているのも同じ脈絡の問題ではないかと思います。
従北勢力も、自らを民族統一勢力と錯覚している真の確信犯であり、大韓民国建国と憲法に反する反国家活動を民族主義の立場で正当化しています。統合進歩党の従北ラインも、自らは民族主義の統一運動勢力であると自任している可能性が非常に大きいです。
そういう人々に尋ねたいです。民族を殺す勢力も民族主義勢力なのか、戦争と飢餓と殺戮で朝鮮民族をこれほどたくさん殺した勢力がかつて存在したのか? 金日成家系偶像化と民族主義が果たして関係あるのかと。
金日成偶像と連合した似非民族主義者らの目には、わが民族が全く新しい次元で浮上する契機になった1948年の大韓民国建国の驚くべき秘密が見えないようです。
正統性は民族を生かす勢力にあることであって殺す勢力にはない筈なのに、似非民族主義・従北勢力の転倒した信念のために統一は長い間迷路をさ迷ってきました。
‘統一"という二文字を名前としたインターネット媒体の‘統一ニュース"を見ると統一を妨害するニュースばかりです。このとんでもない価値転換現象のため北の善良な住民たちの苦痛だけが延長されます。大韓民国が提供する自由を、北韓住民を抑圧する勢力を支援することに使っています。
従北勢力が北韓政権に劣らず邪悪な理由がまさにこれだと思います。‘平壌産院’で‘朝鮮労働党の創建日’にあわせて帝王切開した非情なママの黄羨(*右写真)氏もその子供を北で育てる意思はないでしょう! 生は峻厳なものなのに、間違った考えでよくも命と自由を籠絡する人々がいますね。呆れることです。
www.chogabje.com 2012-08-05 14:09

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記事: 洪熒 (hyungh@hanmail.net)  
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