ログイン 新規登録
最終更新日: 2024-11-19 12:39:03
Untitled Document
ホーム > 主張 > オピニオン
2012年04月04日 00:00
文字サイズ 記事をメールする 印刷 ニューススクラップ
 
 
ミサイルか衛星か=編集余話 瞻星台

 北韓が3月16日、「人工衛星」打ち上げを発表して以来、韓日米を中心に世界各国は「国連安保理決議違反」として批判の声を上げている。一方、北は人工衛星打ち上げを「宇宙空間の平和利用」だと必死に反論している。人工衛星打ち上げ技術が弾道ミサイル開発技術に通じることから、北が「人工衛星だ」と何度主張しても、韓日米は「それは長距離ミサイル発射だ」と受け取り、批判を繰り返す。これに対し北は「主権国家の自主権の蹂躙だ」と反論する▼朝鮮中央通信社(KCNA)は3月26日、ついに4月中旬に打ち上げる「人工衛星」を「気象衛星」だと説明しだした。同通信社によると、「高度静止気象衛星データ受信機」であるという。今回、打ち上げるのは「ミサイル」なのか「人工衛星」なのか、はたまた「気象衛星」なのかさっぱり分からない▼北ほど人工衛星を打ち上げるのに言い訳する国はない。イランが事前に多くの説明なく打ち上げ、「わが国初の国産人工衛星」(2009年2月)と宣言しただけだったのとは好対照だ▼今回の北のミサイル発射実験は、北にとっては何も得るところがない。普通であれば、食料品の援助など支援を貰ってから、ミサイルを発射してもいいのにと思うのだが…▼日本ではミサイルの「破壊措置命令」やイージス艦3隻のミサイル航路近海への派遣、PAC―3の配備など、緊張感だけが高まっている。発射されればまた専門家たちが不安を煽るだろう。国際政治とは案外、表面の事象とは違うところで動いているのかもしれない。

2012-04-04 1面
뉴스스크랩하기
オピニオンセクション一覧へ
金永會の万葉集イヤギ 第30回
写真で振り返る2024年「四天王寺ワ...
李在明・共に民主党に1審有罪
北韓軍派兵に韓国は様子見モード
トランプ氏再選で変わる世界
ブログ記事
マイナンバーそのものの廃止を
精神論〔1758年〕 第三部 第28章 北方諸民族の征服について
精神論〔1758年〕 第三部 第27章 上に確立された諸原理と諸事実との関係について
フッサール「デカルト的省察」(1931)
リベラルかネオリベか
自由統一
北朝鮮人権映画祭実行委が上映とトーク
金正恩氏の権威強化進む
北韓が新たな韓日分断策
趙成允氏へ「木蓮章」伝授式
コラム 北韓の「スパイ天国」という惨状


Copyright ⓒ OneKorea Daily News All rights reserved ONEKOREANEWS.net
会社沿革 会員規約 お問合せ お知らせ

当社は特定宗教団体とは一切関係ありません