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2011年10月17日 03:22
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「ソーシャル・ デザイナー」の朴元淳
ロベスピエール、レーニン、スターリン、ヒットラー、毛沢東、ポル・ポトも世の中を自分の考えの通りにデザインしようとして世の中を血の海にした。
鋼鉄軍靴
朴元淳弁護士の学歴偽造の論難と関連して、教保文庫などインターネット書店のサイトらで朴弁護士が書いた本を検索してみた。特に、インターネット教保文庫サイトの場合、出版社から提供した著者の履歴や本の紹介をそのまま載せるケースが多いため注目した。何をかいわんや、教保文庫サイトが紹介する朴元淳弁護士の履歴には「ソウル大学法大中退」となっているが結構目についた。インターネット永豊文庫でも朴弁護士の履歴が「ソウル大学法大中退」となっているのが確認できた。
もう一つ、目を引くのは朴元淳弁護士(*左写真)が自分を「ソーシャル・デザイナー」と紹介する件だった。
「ソーシャル・デザイナー」だとは.... もちろん雇用労働部の職業分類にはそういう職業はない。朴元淳弁護士がそう自任しているだけのことだ。
「ソーシャル・デザイナー」という言葉に接する瞬間、不快感が押し寄せた。それは朴元淳という個人への感情のためだけではなかった。「ソーシャル・デザイナー」という言葉そのものが気に障ったのだ。以前あるセミナーの案内状で金某という(左翼)運動圏出身の人が「社会デザイン研究所長」という肩書を書いたのを見た時も同じ感じがした。
私は社会をデザインするという発想自体が気に入らない。社会は、世の中は、白紙でない。数百数千年間生きてきて、今も生きている、数多くの人間の生が多様に繰り広げられる空間が社会であり、世の中だ。
それなのに社会をデザインすると? それが妥当な考えなのか? 万一、社会を「デザイン」する過程でデザイナーの気に入らない部分があったらどうする? 多分そのデザイナーは社会を白紙のようにしたくなるだろう。
実際にそうしようとした人々がいた。ロベスピエール、レーニン、スターリン、ヒットラー、毛沢東(右写真)、ポル・ポトのような人がまさに彼らだ。彼らは社会を自分が決心した通り「デザインする」ため暴力を揮った。
ロベスピエールは恐怖政治をしながら反対者たちを断頭台へ送った。レーニンはジェルジンスキーのチェカーを動員して反動分子らを銃殺した。スターリンは「オールド・ボルシェビキ」や軍部の最上層部を含む2千万人の人間を殺した。ヒットラーは「ユダヤ人なき世界」を作るためユダヤ人たちをガス室に追い込んだ。毛沢東が文化大革命という無秩序を作ったのも同し理由からだった。ポル・ポトのクメールルージュは農業共産主義社会を作るという荒唐な目標のため知識人たちを抹殺しようとした。手が白かったり眼鏡をかけた人々は「知識人」と看做されてビニール袋をかぶって死んでいった(左写真)。
韓国にもそういう人々がいる。統一革命党事件の無期囚だった申栄福(*左写真)教授がその例だ。「監獄からの思索」でヒットを飛ばした彼が出獄した後ある席で彼を見たことがある。彼に「中国の文化大革命に対してどう思うのか?」と質問した人がいた。申教授はこう答えた。
「多くの問題点があったものの、人間の意識を変えて歴史を推進しようとしたことは意味があると思う。」
瞬間、ぱっと鳥肌が立った。「あの人は自分が夢見る統一と革命が実現したら、人間の意識を変え何かをして見せるため平然と死の巫女祭りを行った筈の人間」という気がした。
朴元淳弁護士はソウル市長出馬を宣言した後、「10年で全てを変えておく」と言った。それが単純にソウル市政の問題点を是正するという話だろうか? それとも左派がよく言う「世の中を変えよう」ということだろうか?
世の中の誤った部分を直していくのは良い。だが、世の中はデザインできる対象ではない。そういう者らの手に任せて置くには世の中は、人間の生は、あまりにも多様で多彩だ。それで私は、世の中を、社会をデザインすると乗り出す「ソーシャル・デザイナー」たちを警戒する。
www.chogabje.com 2011-10-15 22:01
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記事: 洪熒 (hyungh@hanmail.net)  
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