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2011年06月11日 03:50
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「授業料半減」闘争に現れた韓相烈の妻
本当の狙いは授業料の半減などでない!
金成昱
今日(6月10日)午後6時、世宗文化会館を通り掛る時「授業料半減」を促す女性団体の記者会見が行なわれていた。ざっと見たら覚えのある顔触れだ。
記者会見を主催した「今直ぐ」授業料半減を要求する女性行動には16個の女性団体が参加していると言い、全面に「韓国進歩連帯」の李康実代表(円の中)が立っている。彼女は韓国進歩連帯の韓相烈牧師の妻だ。韓相烈は北韓を不法訪問して「MB(李明博)が天安艦殺人の元凶」など、金正日の前衛隊の役割をして拘束された人物だ。
2008年の「(米国産牛肉関連)ロウソク乱動」を主導した「韓国進歩連帯」は、綱領で「韓米同盟清算・駐韓米軍完全撤収」と「汎民連・韓総連など進歩的団体への利敵規定の撤回」、「親日派・反民主・反民族的不正蓄財者の財産没収」、「大々的軍縮、徴兵制廃止・募兵制転換、予備軍制廃止」、「6・15共同宣言履行」などぎょっとする主張を入れている。
「韓国進歩連帯」は、民労総・全教組・民主労働党はもちろん、韓総連など利敵団体が参加や参観団体の形で入っている。彼らに本当に重要なことは「授業料半減」でもなく、「米国産牛肉」でもなかったし、2002年の「ヒョソンとミソンが」でもない。いわゆる「韓国を変革し平等と解放の新しい世の中」へ行くことだ。
民主労働党の綱領に出ているように「社会主義的理想と原則を継承・発展して...資本主義体制を乗越える」ことであり、今年の9月に民主労働党と統合するという「進歩新党」の綱領で見られるように、「競争の原理のみが支配する韓国社会は地獄」で、「資本主義を克服して...単純に政府交替するのでなく国家全体を新しく立て直すこと」である筈だ。
この荒唐な扇動に蒙昧な大衆が騙され、言論は唆し、魂の抜けた政権は放置してしまう。理念を放棄したリーダーが呼び寄せた悪霊と、義兵が再び戦わねばならない状況だ。
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記事: 洪熒 (hyungh@hanmail.net)  
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