ログイン 新規登録
最終更新日: 2024-04-23 12:41:29
Untitled Document
ホーム > 主張 > オピニオン
2011年04月13日 00:00
文字サイズ 記事をメールする 印刷 ニューススクラップ
 
 
レベル7、この1ヵ月で見えたもの=編集余話 瞻星台

 生まれ育った国がこんなに酷い国とは思わなかった。福島原発事故について、1カ月過ぎた11日、内閣府の原子力安全委員会は、事故当初から1時間あたり最大1万テラベクレル(1兆ベクレル)の放射性物質を放出していたと明らかにした
▼統一地方選挙が終わった翌日の発表。事故から1カ月間、この事実を国民に知らせなかった。さらに12日になって事故レベルを「5」から「7」に2段階引き上げた。今になっての引き上げに、国民は騙されたとの思いを強くしたに違いない。隠蔽の連続だ
▼枝野官房長官はその間「仮に爆発しても何の問題もありません」、「放射能が外に出るということはない」、「仮に放射能が飛んでも安全です」、「海洋に流れることはありません」、「水などに入ることは絶対にありません」と言ってきた。しかし現実では、東京の水道水にも放射能が紛れ込んだ。海には4日、意図的に汚染物質が放出された。それも申請から20分で容認された。漁業団体、地方自治団体、近隣諸国に連絡なし。そんなに慌てていたのだろうか
▼正確な情報の発信と報道が不安を和らげ、混乱を防ぐ最良の手段なのに、全てが後手に回っている。「安全だ」という、国民不在の一方的な情報のタレ流し。真実の伝達による混乱を恐れてなのか、統一地方選をにらんでいたのか。それにしてもこの国の為政者の危機管理のレベルは低すぎる。否、管理できない危機なのかもしれない
▼この1カ月で見えてきたものは「政官産学」みなひとつになったひずみ。真実の何ひとつ伝えないマスコミと政府の姿だった。

2011-04-13 1面
뉴스스크랩하기
記事: 統一日報  
この記者の他のニュースを見る
オピニオンセクション一覧へ
「パンデミック条約」反対会見開く
金永會の万葉集イヤギ 第7回
「パンデミック条約」反対を宣言
金永會の万葉集イヤギ 第6回
選挙を装った政変、第6共和国の終焉か
ブログ記事
マイナンバーそのものの廃止を
精神論〔1758年〕 第三部 第28章 北方諸民族の征服について
精神論〔1758年〕 第三部 第27章 上に確立された諸原理と諸事実との関係について
フッサール「デカルト的省察」(1931)
リベラルかネオリベか
自由統一
金正恩氏の権威強化進む
北韓が新たな韓日分断策
趙成允氏へ「木蓮章」伝授式
コラム 北韓の「スパイ天国」という惨状
北朝鮮人権映画ファーラム 福島市で開催


Copyright ⓒ OneKorea Daily News All rights reserved ONEKOREANEWS.net
会社沿革 会員規約 お問合せ お知らせ

当社は特定宗教団体とは一切関係ありません