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2011年02月22日 18:57
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安逸な、あまりにも安逸な!
柳根一
最近、どうしたことか「中道実用」という言葉が聞こえない。それは当然で普遍化し常識化されたためなのか、それとも政治スローガンとして色褪せたためか
? 恐らく、初めから間違って使ったためそうなったではないだろうか? 本来「中道」とは、機械的な概念でないのに、まるで「中道=全てが中間」であるかのようになってしまったためそういう気がする。
 
安保は、金大中や盧武鉉と違って新正統主義で行く、経済は成長中心にするものの福祉の需要にも惜しまない、治安は厳格な法治を適用する、教育はまた….という式に臨むべきだった。これをむやみに中道で縛ってしまったような印象を与えたから、それがそう通用できるものでなかった。中道とは、総てのことが画一的なことではないからだ。
 
それで現れた新しい処方が恐らく「公正社会」である模様だが、人事さえ虚心坦壊にやっても公正を別途に強調する理由はない。一言で、李明博政府の「時代精神の概念化」は粗雑で安逸だ。韓半島のように問題の所在が明らかなところが世界中どこにまたあるのか? 韓半島の問題は、「中道実用」や公正で表現するにはあまりにも切迫した、民族の生死の問題だ。
 
(原爆)で武装したマフィア集団が、北韓を荒廃化させ南韓を武力で挑発する所、これが韓半島だ。なぜ、悲壮な表情で「国民の皆様、われわれは火薬庫に火をつけようとする行為をこれ以上は容認できません。私はこの時代の消防官になります。私を信じて応援して下さい」と言わなかったのか? それでこそ「統合的な時代精神」になることを....
 
「私は汝矣島式
(従来の国対式)の政治はやらない」が、結局は、「私は一切の政治的リーダーシップを発揮しない」になってしまった。政治的リーダーシップの無い経済リーダーシップというのが有り得るのか? 今われわれは主題の無い「空白」に直面している。話頭がないのだ。改憲? それがどうして今この地の切迫性を盛込めるのか? 例えば、真っ暗闇の夜、命を賭けて豆満江を渡る脱北者たちの切迫性にせめて万分の一でも比肩できるのか? (*写真は南大門市場を訪問した李明博大統領)
 
柳根一の耽美主義のクラブ http://cafe.daum.net/aestheticismclub 2011.02.20 14:09
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記事: 洪熒 (hyungh@hanmail.net)  
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