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2011年01月20日 11:35
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自由統一運動の政治勢力化は不可能か?
保守政党や右派政党を作るための水面下の作業もここ5年間ずっと続いた。
金成昱
自由統一であれ赤化統一であれ、韓半島の現状打破は韓民族だけの問題でなく、東アジア秩序の再編だ。したがって米・日・中・ロの周辺4強の同意ないし黙認がないと統一は容易でない。
 
「自由統一のための政治勢力の出現」の理由がここにある。四分五裂された国内世論はもちろん周辺4強を説得するために国家共同体内で最小限の合意(consensus)が出来なければならない。国内外の人の心を集めるための先覚集団ないし前衛集団が「自由統一政治勢力」である。
 
大韓民国を罵り唾吐いて嘲弄してきた従北勢力の清算も「自由統一政治勢力」が出現してこそ可能だ。従北勢力は韓半島現状打破の巨大な流れに呑まれて消えるはずで、またそれが唯一の対策だ。
 
「自由統一政治勢力」の需要は、皮肉にも盧武鉉政権が刺激した。盧政権の限りない憲法破壊の前で沈黙してきた保守層が目覚めた。2003年2月からソウル市庁前で数千人単位の救国祈祷会や反政府集会が開かれ始め、これは2004年10月4日、国民行動本部が主導して20万人以上が決起した「国家保安法死守国民大会」へ続いた。いわゆる「アスファルト右派」、代表選手の出現だった。彼らは小さくは安保という素朴な考えを持った人々だったが、60年間の大韓民国の成就を北韓へまで拡大しようという自由統一政治勢力の強力な資源だった。
 
実際にこの期間に人的・物的資源が最も沢山集まった。「10・4国民大会」に参加した市民の大部分は韓国社会の主流層だった。前職総理・長官・将軍・将校や学者たちまでが繰出した。その前に国家保安法廃止反対を叫んで連名した「9・9時局宣言文」には前職総理7人、前職国会議長5人、前職長官49人、前職国会議員121人など1074人が参加した。大韓民国歴史上最も華麗な反政府闘争の顔触れだった。日和見主義勢力と非難されるハンナラ党との連帯はもちろん、朝鮮日報など保守言論との連結もこの時が最も強かった。「ニュー・ライト」運動もこのような雰囲気の中で出現できた。
 
当時は分からなかったが、「自由統一政治勢力化」の国民的需要が絶頂に達した時期は盧政権の時だった。実際、保守政党や右派政党を作るための水面下での作業も5年間ずっと続いた。
 
残念なことにこれは現実化できなかった。保守層は流れを作ってハンナラ党にその果実を渡してしまい、その前面に立った国民行動本部の徐貞甲本部長は、李明博政権の検察に起訴され続けられる呆れたことまで体験せねばならなかった。
 
「自由統一運動の政治勢力化」は、その正当性にもかかわらず、李明博政権の下で政治的需要があまりにも低い。もう一回の「劇的な危機」が来ないとこれは現実化することができないだろう。死ぬかも知れない状況になって(はじめて)死なない知恵を考え出すのが人間である。
 
「劇的危機」は、2012年の総選挙であるかも知れない。大統領選挙を半年ほど控えて行われる総選挙で、ハンナラ党が大敗すれば保守層は再び結集するだろう。だが、そのエネルギーは当然ハンナラ党の大統領候補に集中するはずで、彼は当選しても自由統一はもちろん、「従北清算」という時代的使命は履行しないだろう。
 
多分、「劇的な危機」は、本当に劇的な状況の下で訪れる可能性が大きい。想像もしたくないが「6.15反逆宣言」式の連邦制赤化、北韓急変事態の未熟な処理のために齎される韓半島の混乱など姿は多様だ。だが、自由統一の政治勢力が出現しない状況では、「北韓急変事態」は、米・中の妥協を通じての親中・親米の事大主義政権の誕生や、大量殺傷武器処理という歯痒い結論になる確率が高いため、保守層も妥協の道を歩くだろう。
 
従って、「自由統一」と「従北清算」、これを通じての先進国建設の偉業は、地獄を味わった後に飲める甘露水のようなものかも知れない。南北統一を成遂げられる21世紀の金庾信と金春秋(*二人は新羅による三国統一の主役)のような英雄も泥のような乱世にこそ出現するはずだ。ハンナラ党や民主党を見て、不安な気持ちで2012年を眺めながら、如何なる時も絶望する必要がない理由、希望の理由がここにある。ビジョンを持って人を育て真実を知らせる内に、歴史はいずれ正しい時刻を知らせるだろう。
 
www.chogabje.com 2011-01-19 05:50
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記事: 洪熒 (hyungh@hanmail.net)  
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