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2010年11月17日 03:01
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国家情報院の南成旭所長は進んで辞めろ!
「金日成と金正日の宣伝員」であるブルース・カミングスの本を翻訳し、絶賛した人間が国情院の幹部として務めている韓国は国でもない。
国民行動本部
国家情報院傘下の国家安保戦略研究所の南成旭(左写真)所長が、
2005年翻訳して出版された「金正日コード」という本(下の写真)が複数のインターネット媒体に報道された。われわれはこの本を読んであまりにも驚いてわれわれの目を疑わざるを得なかった。
 
「金正日コード」は、「金日成と金正日の宣伝員」の役割を忠実に務めながら韓国の若い世代を親北化させるのに少なくない害悪を及ぼしてきた米国人学者ブルース・カミングス(右写真)が書いた本だ。カミングスは、この本で金日成と金正日の独裁と虐殺と人権抹殺を庇護しながら、大韓民国と米国を悪辣に中傷した。均衡感覚や学者的良心の無い、歪曲と偏向で一貫した書籍だ。カミングスは、北韓政権の戦争犯罪行為と人間抹殺に対してはまともに言及せず、「米国人の野蛮な空襲」、「米国人たちが犯した破壊やぞっとした殺害」、「米軍はあらゆるものに遊びで銃を撃ちまくった」と言い、北韓が兵営国家になった理由は、「何よりも米国が
6.25戦争中大虐殺(holocaust)を犯したため」という悪質的な主張を繰返している。
 
仁川上陸作戦の後は、国軍と警察による「惨く恐ろしい報復」がなされたとし、これを「国軍の虐殺」、「銃殺」、「処刑」、「殺害」、「抹殺」、「中世の魔女狩り」、「キリングフィールド」などで表現した後、「女たちは南韓軍と米国軍人たちに『昼夜なしに』強姦された」と付け加える。
 
引き続き、「北韓への米国の最後の侵攻は、徹底に武装した兵営国家を生んだ」、「北韓が核を持つようになれば、これはブッシュが作った武器(Bush"s bomb)」と書いた。甚だしくは、この本は「北韓には否定できない自由が存在し、それは韓国的な韓国人になる自由だ」として、信仰・言論・集会・結社・居住・移転など人間の自由が完全に剥奪された北韓の状況を、「韓国的な韓国人になる自由」と表現した。
 
鳥肌が立つほど残忍な悪魔の弁論文だ。驚くべきことは、この本の訳者が
, 北韓政権の対南赤化路線に対抗して祖国と自由を護る任務が与えられた国情院傘下の研究所長であることだ。南成旭氏が書いたこの本の「訳者の言葉」には、ブルース・カミングスや北韓政権に対して如何なる批判も無い。彼は、カミングスを「韓国の現代史に精通した学者」、「時には幅広く、時には針の先の如く鋭く分析し統合...」などと激賛してから、「歴史的事実に関する叙述は、最大限の検証を通じて確認した」と絶賛した。彼が最小限の学者的良心があるなら、「この本は歪曲と誇張と偏向が多いため注意して読まねばならない」、「絶対に無条件信じてはならない」という解説を付けねばならなかった。彼はむしろ、「金正日の宣伝員」の歪曲された本を激賛することで、自ら「金正日の宣伝員の宣伝員」のような人物になった。そういう人物が外でもなく、国家情報院の幹部として務めているなら、われわれは人事権を持つ李明博政府のアイデンティティを疑わざるを得ない。
 
南成旭所長は遅れはしたが、今でも進んで辞退するのが正しい。G20頂上会議を主催した政府が、どうしてこのようなめちゃくちゃの人事を放置しているのか。こういうのが容認される韓国は国でもない。主敵の宣伝員の宣伝員のようなことをやった人を国家安保機関の幹部として抱えていく国情院と大統領が、憲法と国家アイデンティティを毀損し国民と歴史を愚弄している。白昼の自由大韓でどうしてこのようなことがあり得るのか?
 
20101117日、国民行動本部
 
www.chogabje.com  2010-11-16 22:25
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記事: 洪熒 (hyungh@hanmail.net)  
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