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2010年10月06日 00:00
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「KAL機爆破以後、テロはしていない」―北高官、07年に明かす

 北高官が、1987年11月の大韓航空機爆破事件は北自らが引き起こした事件だったと、数年前韓国側当局者に認めていたことが遅ればせながら判明した。3日、韓国政府当局者が明らかにした。北当局は今に至るも一貫して犯行は否認している。
 それによると、犯行を明かす発言をしたのは北外務省の李根米州局長で、07年に核問題協議のため北京で会った韓国側高官にテロ支援国リストから北を外すよう米国に訴えるさい、「われわれはKAL機テロ以後はテロを行ったことは一度もない」と語ったという。韓国側高官が「テロ支援国解除を求めたいなら、韓国側にまず事件を謝罪すべきでないか」と追及すると、李局長は何も言わなかったという。
 このやりとりについてこの高官は「北がKAL機爆破事件を起こしたことを自ら認めたものだ」と強調した。
 爆破されたKAL858便はミャンマー上空で爆発しアンダマン海に沈んだと見られている。機体の一部は引き揚げられた。乗員乗客は韓国人客93人、他の外国人客2人、乗務員20人の計115人。
 捜査では、日本を拠点にした北工作員、金勝一と、北生まれの工作員、金賢姫が金正日の親筆指令を受け、機内に置いて出た時限爆弾と液体の高性能爆薬PLXで爆破されたことが明らかになった。
 北当局は事件を韓国側の自作自演だとして、真犯人の所在から国際社会の目をそらそうとあの手この手を使ってきた。

2010-10-06 1面
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記事: 統一日報社  
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