趙甲済
再会が再会(面会)で終われば生き別れの延長に過ぎない。南北の離散家族が再会する理由は、一緒に暮らすか自由に往来できるようにするためだ。今まで数多くの再会・対面があったが、再会した南・北韓の家族が、一緒に暮らしたことも、自由に往来しながら会ったケースも無い。これは再会・対面でない。再会に事寄せた政治ショーだ。
金正日は北韓に住む離散家族らを動物園の動物のように取り扱っている。彼らを檻の中に入れて南側の家族たちに数日間見せた後途方もない金品を巻き上げる。北の家族は檻の中の動物、南韓の家族は見物客! こういう反人倫的ショーをやってきたのが金正日で、このショーに加担してきたのが金大中と盧武鉉政府だった。耐えられなかった離散家族たちが、「このような再会を拒否する」と示威したこともある。
こういう反人倫的ショーは人道主義の原則に反するため拒否せねばならない。同居や自由往来を前提としない再会・対面は止める時になった。数日間の動物園式再会をした後再び永遠の生き別れ! このように残忍なショーを共同演出している南・北韓の当局者らに天罰が下るかも知れない。
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