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2010年04月28日 00:00
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同族を売る「脱北者狩り」摘発
韓国人拉致と強制北送に関与

 ソウル中央地検公安部は8日、中国から脱北者ら北へ送還してきたキムという韓国人男性(55)を拘束した。容疑は国家保安法違反。中国東北部では、脱北者を北に送り返す代わりに報償を得る「脱北者狩り」が横行しているが、韓国人が摘発されたのは異例のことだ。 

 検察によると、キム容疑者は1999年、北韓保衛司令部所属のキムという女性工作員(51)に懐柔されて「脱北者狩り」を始めた。保衛司令部は機密事項を扱う人民軍所属機関だ。キム氏は2000年2月、清津から北韓へ入国し、平壌で約半月の工作員教育を受けた。北韓当局から工作資金として1万ドルと麻薬2キログラムを貰い中国に向かった。

 キム容疑者は女性工作員と同居し、中国で脱出者の強制北送と脱出者を救出する韓国人の拉致、中国内の韓国国家情報院職員の名簿入手、麻薬取り引きなど、様々な工作活動を行ってきた。
 具体的なケースでは、06年、北朝鮮からの拉致工作員とともに50代の脱出者を拉致し、清津まで強制的に連れ戻した疑いを持たれている。また、脱出者2人と脱出者らを支援する韓国人2人の拉致未遂事件にも関わっていたと見られる。
 キム容疑者は同居していた工作員が中国の公安に逮捕されたことを受け、駐中韓国領事館で臨時の旅行証明書を発給してもらい、韓国入国時に逮捕された。工作員は中国で懲役18年の刑を宣告された。

 脱出者の強制北送は、主に北韓の拉致工作員と中国公安が合同で行っている。拉致工作は、北韓保衛部の工作員と中国の現地事情に明るい朝鮮族5~10人のグループになっている。
 2000年1月に発生した金東植牧師拉致事件も拉致工作グループによるものだ。金牧師は延吉市内の教会近くの食堂で食事を終え、出てきたところを待ち構えていた拉致工作員に捕らえられた。米国では金牧師遺骸送還運動本部が結成され、米上下院議員20人が解決要求書簡を出すなどの活動をしているが、今のところ生死すら定かになっていない。

 04年12月には韓国検察が金牧師拉致に加担した朝鮮族のリュ容疑者を検挙。リュ容疑者は表向き、韓国国内の建設現場で働く作業員だったが、亡命した北韓国家安全保衛部の元工作員の密告で逮捕に至った。
 「脱北者狩り」を行う者は朝鮮族が多い。朝鮮族は拉致工作員の核心メンバーの一員として現地で活動する一方、最近では韓国を往来しながら脱北者に接近し「中国で共同事業をしよう」と誘い、北に拉致するケースもある。
 昨年8月、京畿道警察に検挙された朝鮮族のチェ容疑者は、韓中貿易をしながら脱北者狩りの活動を行っていた。
 08年に捕まった北のスパイ元正花は、99年から01年にかけて、中国の延吉や琿春などで脱北者や韓国人事業家ら100人以上を拉致。中国公安と協力して北へ送還した事実が明らかになっている。

 韓国社会で大きな波紋を呼んだ金牧師拉致事件から10年。
 強制送還される脱北者、北に拉致される韓国人が何人ほどいるのかさえ把握できない中で、韓国人まで加担した「脱北者狩り」が明らかになったことの衝撃は小さくない。

(ソウル=李民晧)

2010-04-28 1面
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記事: 統一日報社  
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