金成昱
昨日、統一部登録法人体のワークショップで二つの事実を発見した。
左派性向の団体らは北韓同胞を助けるためいわゆる人道的支援を増やさねばならないと主張した。北韓をもっと支援してこそ統一がくるということだ。
数少ない保守性向の団体らは北韓急変事態を言及しながら、その対策を主張した。統一はくることに決まっているから備えようという要旨だった。
残念なことに両方とも核心を見落していた。
前者はいわゆる人道的支援が北韓同胞を助けるのでなく金正日政権を支持・支援・強化させるだけだという「すでに検証された」事実を無視する。
北韓同胞を救うためなら「農作業の自由」を許容せねばならない。中国の例を見れば明らかだ。毛沢東の時代に蔓延した飢えは鄧小平以後「農作業の自由」が許容されるや事実上消えた。
飢えて死ぬ同胞たちを救うため米と肥料をいくら送っても状況は変わらない。米は軍が横取りし、党がピン撥ねして市場で売る。北韓版マフィアの構造を深化させるだけだ。南韓産肥料で耕作した集団農場のとうもろこしは、肥料なしで耕作した個人菜園のとうもろこしの半分の大きさに止まるだけだ。
「朝鮮労働党」を支持・支援・強化させるほど、同胞たちの苦痛は増え、統一の道も遠ざかる。高まるのがあればそれは赤化の可能性だけだ。本当に同胞を助けたいなら北韓に自由を与えなければならず、自由を奪った「朝鮮労働党」を打倒せねばならない。
「急変事態」が発生するから備えようという主張も重要な半分を看過している。外部からの刺戟なしでは60年間の「首領独裁」は崩れ難い。ソ連と東ヨーロッパが滅びても持ちこたえ、90年代に300万を餓死させながら持ちこたえたのが北韓だ。金正日が死んだらもっと酷い金・ジョンウンが出現するか、それとも親中傀儡政権が現れるか分からない。700万の同族を虐殺した北韓政権を崩壊させるための積極的戦略なしで統一はただで来ない。
この日のワークショップは形式的というより統一とは遠い談論だけの虚しいものだった。社団法人「韓国自由連合」代表の資格で会議に参加した記者は、統一部が果たして統一のための仕事をしているのかを疑わざるを得なかった。
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