趙甲済
1.生命観の問題だ。「朝鮮労働党」は人間の生命に対する尊重心がない。大韓民国は個人の生命と自由と人権を神聖不可侵の領域と看做す。自由民主主義は集団の自由でなく個人の自由を尊重する。
2.「首領絶対主義」は人間を道具と見做す。人民を、首領を決死擁護せねばならない銃爆弾程度と見做す。
3.自由と財産がなければ人権はない。自由は精神的な人権であり、財産は物質的な自由だ。
4.貧困は人権の墓だ。飢えた人は、食糧は求めるが自由は望まない。貧しい国では人権意識が生じないため独裁統治が容易だ。北韓で長期独裁が可能な最大の理由は人民が貧しいためだ。
5.無識(無知)では人権がない。北韓政権は人民を無識かつ貧しい状態で縛っておいてこそ長期執権が可能だ。
6.人民を無識で貧しくさせる唯一の方法は閉鎖政策を取ることだ。
7.北韓には人権の向上や保障のための法的制度がない。
8.解決策は北韓政権を内部からの変化によって倒すことだ。北韓体制を開放させて人民たちが良い暮らしができるようにし、情報を入れて問題意識を持つようにしなければならない。
9.人権犯罪者らに対する膺懲策を講じる。金正日を国際刑事裁判所に告訴し、弾圧機関の責任者らを顕して国際的な圧迫が加わるようにせねばならない。北韓政権に対して、これから人権弾圧を続ければ統一後も責任者を処罰すると公開的に宣言する。
10.北韓住民たちが真実に目覚めるように、風船-ドル-服類-ラジオなどを送る運動、休戦ライン上の対北放送の再開、携帯電話機の供給などの工作を展開する。
トーマス・ジェファーソンが起草したアメリカの独立宣言書に書かれた生命と自由と人権:
<われわれは次のような真実は否定できない神聖なものと看做す。すなわち、すべての人間は平等かつ自由に創造され、そのような平等な創造から奪われることはできない固有の権利を頂いたが、生命の保全と自由、そして幸福を追求する権利がそれに属する。>
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