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2009年06月24日 05:58
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愛国右派の背中に刃物を刺した李明博
「中道の強化」でなく、「左翼清算」と「右翼補強」が「根源的処方」のはずだ。
鋼鉄軍靴
これだったのか? 李明博大統領が言っていた「根源的処方」というものが。「中道強化論」だとは、一言で呆れる。
李明博大統領は、6月22日、青瓦台首席秘書官会議で、「わが社会が左だの右だの、進歩だの保守だのという理念的区分をやり過ぎているではないか。社会的統合はスローガンだけでできるものでない」、「わが社会全体が健康になるためには、中道が強化されねばならない」と話したという。
 
李明博大統領の「中道強化論」は事新しい話ではない。李大統領が、自らが右派だと規定されるのを負担に思い、自らを中道に位置づけるという話はいろいろな所から聞いてきたからだ。李明博大統領の側近たちも同じだ。誰かは「私はアスファルト右派を軽蔑する」と言ったとか。
 
それでも、愛国右派は李大統領に多くの期待をかけてきた。極貧な環境で育って大企業のCEO、国会議員、ソウル市長を経て大統領に登りつめるまで、彼の人生は自由民主主義体制の優越性を体で示してくれたものだったし、それだけに、彼は理論化はされていなくても右派的価値を体現する人物だと看做したのだ。
愛国右派が大統領李明博に多くを期待したのでもない。ポストが欲しいということでもなかった。李明博大統領を通じて左派政権10年を終息させ、左派政権10年の弊害を正すことを、それで2012年真の右派政権へ行く、一種の「橋頭堡」の役割を充実にすることを望んだだけだった。
 
だが、李明博大統領はその小さな期待まで徹底的に裏切った。彼は「ロウソク示威」でしゃがみ、「龍山火炎瓶デモ」に押され、盧武鉉の「自殺」で両手を上げた。彼は、左派と戦わねばならない度に、(韓国戦争の時)中共軍に遭った国連軍のように戦っても見ず後退を繰り返した。
 
それだけでなかった。李明博大統領は自分が戦わねばならない相手(敵)と精神的に共感していると告白までした。昨年の「ロウソク乱動」当時、戦警などが「ロウソク暴徒」らに殴られていた時、北岳山に登り、デモ隊の「朝つゆ」の歌を聞いたと感想的な告白をしたのがその証拠だ。その瞬間、彼は自身を「ネズミ博」と蔑視し、「李明博政権打倒」を叫ぶデモ隊と「精神的姦通」をしたのだ。
 
愛国右派の背中に刃物をさした李明博
それだけでも呆れるのに、今は「中道強化論」という。一言で背中に刃物が刺された感じだ。彼の発言などを念入りに確かめてみよう。
彼は、「わが社会が、左だの右だの、進歩だの保守だのという理念的区分をし過ぎではないか。社会的統合はスローガンだけでできるものでない」と話した。これは大韓民国を覆そうとする左派と、大韓民国を護ろうとする愛国右派を同列に置く話だ。左派も病気の勢力だが、右派も問題があるという話だ。左派だけでなく右派も「社会的統合」を遮る勢力だという話だ。
「わが社会全体が健康になるためには、中道が強化されねばならない」という話はまた何なのか? 言い換えれば、右派も左派と同様に健康でない勢力だという話だ。
 
李明博大統領やその側近らが「理念に陥没している」だの、「健康でない」だのと言いながら、そこまで敬遠する右派がどういう人々なのか見て見よう。
金大中-盧武鉉左派政権10年間、左派と血を流して戦った人々だ。金大中の反逆性を告発し、盧武鉉とその徒党の二重性を暴露した人々だ。盧武鉉が組織的に韓米同盟を壊していく時、真冬に激しい朔風にさらされ、あるいは真夏の焼き付ける陽射しの下で大極旗を振ってこの国を護ろうと喉が詰るまで叫んだ人々だ。
左派らが李明博大統領を「ネズミ」と侮辱し、青瓦台代弁人をはじめとする青瓦台の参謀らが薮の中に頭を突っ込んだめんどりのように隠れていた時、左派が占拠した光化門の大通りに出て、彼らに嘲弄されて殴られながら戦った人々だ。
李明博政権の検察が、「ロウソク乱動」を助長した「MBCテレビのPD手帳」一つも糺せず、うろうろしていた時、「PD手帳」の真っ赤な嘘を暴露した人々だ。
盧武鉉の「自殺」後、MBCなどが時を得たかのように盧武鉉を「民主主義の殉教者」に美化する時、そうしてはいけないと手厳しく指摘した人々だ。去る1年間、MBCの嘘と不道徳性を不断に国民に悟らせた人々だ。
 
一言で、右派は左派と戦って李明博政権を作った人々であり、李明博政権を護ってきた人々だ。そのような人々が左派と同様に「健康でない人々」と言う人々はいったいどういう者らなのか? 恩知らずも程があろう、こういう恩知らずはない。
 
李明博の「左折」宣言
李明博大統領やその側近などは、「左右ともに、国民の実生活の問題を解決するよりは理念に陥没している」と話す。一言で無知な話だ。
左派らはメディア法の改正に反対する。韓米FTAに反対する。医療産業化に反対する。公企業の改革に反対する。教育の自律性増大に反対する。4大河川興しに反対する。
李明博政権が野心的に推進するこの事業らは、全部「国民の実生活」と関連する問題らだ。だが、左派はこの全てに言い掛りをつける。これらの問題は「国民の実生活」の問題でない。理念の問題だ。李明博政権が戦いを避けたくても、左派らは理念の問題として戦いを挑んでいる。理念の問題だと避けるのでなく、正面対決しなければならない問題らである。
理念問題を回避して迂回して行けば、「国民の実生活の問題」だと左派らが見逃してやるだろうと思うのか? 全く見当外れの話だ。
 
なぜこういう「中道強化論」が出たのか? 商売打算のためだ。「今35%内外の李大統領の支持率を上げるためには大統領選挙の時、李明博大統領を支持したが後で離れた中道派と無党派らが戻れるようにしなければならない」ということだ。李明博大統領を「商売人」といった趙甲済元月刊朝鮮社長などの批判が間違ったものではなかった。
 
もはや李明博大統領は遠慮なく左折をするだろう。左顧右眄しながら、左右どちらからも嫌われるまいとする格好付けの灰色分子らを重用するはずだ。可能なら「進歩」を自任する左派らまでも抱擁しようとするだろう。夜に北岳山に登り、隠密にやった姦通をもう白昼に遠慮なくしようとするはずだ。
 
すでに青瓦台関係者たちの間では、「これから人事では、左右の緩衝地帯を形成できる中道的な人物らが起用される」とし、「そのような人物を通じて、中道層が厚くなり、拡大再生産されられる」という話が出ている。
 
笑わせる話だ。理念の内戦中の大韓民国に中道が立つ場所はない。金東吉教授の指摘のように大韓民国に左右はない。あるなら、自由民主主義大韓民国を護ろうとする勢力と、赤化統一しようとする勢力があるだけだ。この間にどういう「中道」があり得るのか?
尤もらしく「中道」をいう者らは、分かって見れば、金大中政権でも、盧武鉉政権でも、李明博政権でも、ポストさえくれるなら走って行く者らだ。そのような者はいくら使ってみても「中道」が強化され、李明博政権が強化はされないはずだ。むしろ右派の支持基盤まで崩れ、李明博政権は内から腐るだろう。
 
「左翼の剔抉」「右翼補強」が「根源的処方」だ
「根源的処方」は、「中道の強化」ではない。「爆弾酒」を飲む時、われわれは酒杯を左に回しながら、「左翼剔抉」と叫ぶ。酒杯を右側に回しては「右翼補強」と叫ぶ。「左翼剔抉」と「右翼補強」-それがまさに今日のわが社会の葛藤を治癒する「根源的処方」だ。
その「根源的処方」を無視し、「中道強化」云々する李明博大統領を見て幻滅を感じる。もっとも、それが李明博という人間の本性という気もする。「現代建設で育ってきた李明博は、問題に直面すれば、いつも正面対決するよりは後に廻って行く道を選んだ」という話が正しい話だった。
 
李明博大統領よ!
「中道」を熱心に強化してうまくやってみて下さい。あなたがうまく行ってこそ国がうまく行くという考えはまだ残っていますから。
代わりに、第2の「ロウソク乱動」が起きた時、昨年にそうしたように、愛国右派に助けて欲しいとは言わないで下さい。愛国右派は一度使って捨てるティッシュペーパーでありませんから。
 
www.chogabje.com 2009-06-23 12:20
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