アメリカ国家情報局(DNI)のスポークスマンは、6月15日、「北韓の2番目の核実験は、数キロトン(TNT換算)の爆発力を見せた」と発表した。この爆発力は、2006年10月9日の第1次核実験のTNT数百トン規模より多く向上したものだが、広島や長崎級(1万5000~2万トン)よりは弱い。アメリカの科学者たちは、今回の北側の核実験の爆発力を3000~4000トン程度と見ているという。爆発力が3年間で約10倍増えた。核爆弾を作るほどの爆発力を持つためには、これから何回かの追加実験が必要だろう。問題は、十分な実験ができる程の多くのプルトニウムを確保しているのかどうかだ。
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