趙甲済
5月14日午後2時、ソウルの水雲会館で、歴代の国務総理および教育部長官全員が署名した「初等学校(小学校)での漢字教育要求大講演会」に演師として参加した。私はこういう要旨で話した。
<ハングル専用を中断してこそ先進化ができる。左派の拡散と「ハングル専用」は、先進国への道を遮っている二つの障害物だ。この二つはコインの両面のようなものだ。左派がハングル専用を拡散させ、ハングル専用が左派勢力を伸ばせる浅薄な文化的風土を作った。
漢字-ハングル混用による韓国語の正常化運動は、政治的に、攻撃的に、具体的にしなければならない。ハングルのみを専用する新聞と出版物に対しは不買運動を展開せねばならない。韓国語の破壊を心配する既成世代は、ハングル専用で韓国語を破壊することに責任のある政治家たちを落選させる運動を展開する必要がある。
ハングル専用に反対する健全な市民が多数で、その大部分が有権者であるから、政治的圧力を行使できるわけだ。
私たちは、新聞社に対して最小限次のような要求をしなければならない。固有名詞は必ず漢字とハングルを混用して書かなければならない。訃告欄の名前は漢字で書かなければならない。略語や同音異義語も漢字で書かなければならない。
ハングル専用は、韓国人たちの考え方を浅薄にさせ、騙されやすい人々に転落させている。乱暴・無秩序文化の原因がハングル専用だ。政治的扇動に騙されやすい国民や低質文化では、一流国家は創れない。>
行事場の入口で「漢字善用国民実践会」が配った伝単紙には李容完(理事)氏が書いた面白い文が載っていた。題名は「学生運動の質的向上のために」であり、最後の文章はこうだった。
「読書ができない大学生、思想的基盤がない大学生、考え方が幼稚な低質の大学生を量産する限り、共産主義の汚染は防げないはずで、その責任はハングル専用政策だ。」
|