金成昱
「米スパイ疑惑事件」は操作された!
リチャード・ローレス前米国防部副次官補は、4月15日午前、ソウルのプレスセンターで、「国家刷新国民連合」(奉泰弘執行委員長)が主催した記者会見で、いわゆる「米国のためのスパイ疑惑事件」と関連し、「盧武鉉政権が、太陽政策を推進する過程で韓米同盟を損傷させるため捏造した事件」という旨を主張した。
「米スパイ疑惑事件」とは、盧武鉉政権の時、リチャード・ローレス米国防部副次官補(2002~2007)が、白聖鶴(永安帽子会長)と裵栄準(US ASIA 前社長)などを通じて韓国に関する情報を収集したという疑惑を受けた事件だ。特に、アメリカ政府が韓国内にいわゆる「スパイ団」を運用しているという疑惑が提起され、韓米間の外交懸案にまで飛火した。
ローレス前副次官補は記者会見で、「韓国の前政府は、太陽政策に対する意欲で反米・反同盟が試みられた」、「大韓民国の北韓に対する一方的な譲歩による、いわゆる『現在の平和(peace now)』が追求される流れの中で、いわゆる米国スパイ事件が捏造された政治的事情もあった」と語った。
続けて、「いわゆる米国スパイ事件は、韓米同盟に非常に献身的だった人々に損傷を負わせるため行われたと信じている」、「要するに、米国スパイ工作事件をでっちあげた権力者らは、表面的には大韓民国の国益と韓米同盟のためのふりを標榜しながら、裏ではこういう事件を捏造して、韓米同盟に損傷させようとしたもの(try to damage the Alliance)」と言った。
彼は、「自分に対する個人的非難を含む、大韓民国の国益を阻害した不当な非難である、いわゆる『米スパイ事件』は、ただ『偶然に(accidentally)』起きたものではなかった」、「この事件は、韓米関係の損傷や歪曲をもたらすために試みられた、非常に綿密に計画された(しかし窮極的に失敗した)事件」だと評価した。
ローレス前副次官補は、記者会見中、「damage the Alliance」、「degrade the Alliance」などを繰り返し、いわゆる「米スパイ事件」が韓米同盟を傷つけるための盧政権の意図的な捏造であったことを強調した。
彼は、盧政権に対して、「北韓の核開発に同情(理解)すべきだと言いながら、北の核に対する野望の重要性を縮小し、甚だしくは励ましさえした。これは大韓民国をより大きな危険に陥れた」、「このような環境の中で現実や合理性はしばしば無視され、『存在を渇望する、だが存在すらない』理想的世界を包容することを韓国国民に要求した」と語った。
また、「真実が明らかになる時、米スパイ事件が韓米関係を損傷させるため計算された政治的努力であり、否定的行動だったことが明らかになると信じている」と言い、特に、「今まで取られた措置は、公平性と公正性が欠けられたものと思うため、大韓民国の国会が国政調査をして下さることを要請する」と付け加えた。
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