国民行動本部
事実上大統領の圧力によってもたらされた「金碩基警察庁長内定者の自ら辞退」は誤ったことだ。
1.警察の「龍山放化事件」鎮圧は正当だった。検察の捜査もこれを立証した。ところで、なぜ「法律的責任」のない金碩基内定者が辞退すべきなのか?
2.或者は、鎮圧命令に対する「道義的責任」を云々する。それでは、道路や建物に殺傷用の火炎瓶やレンガを投擲し、シンナーを撒く暴徒らを警察が放置すべきだったということか?
3.李明博大統領は、警察に「法律的責任」と「道徳的責任」を同時に逃れるべきだという無言の命令を出した。警察がこの全ての責任から逃れるためには、不法と暴力、殺人と反逆の現場を見ても公権力を行使しない道しかないではないか?
4.去年の「ロウソク乱動」の中で国が持ちこたえられたのは、警察と健全な国民が孤独に戦ったおかげだ。だが、怖じけた李大統領と執権与党は、「ロウソク乱動」を鎮圧した魚清秀警察庁長を早期退陣させ、「龍山放化事件」を鎮圧した金碩基内定者を強制辞退させた。自分の保身や卑怯さで、警察を馬鹿騒ぎ勢力の前に犠牲物として捧げてしまった。もう警察の誰が身を挺して法を守護すると出るだろうか?
5.警察と健全な国民が苦労して勝機をつかんでおいたら、身を隠していた指揮官が現れて馬鹿騒ぎ勢力に降参してしまった。法治を確立する転機として活かせたはずの機会を、法治を崩すのに悪用したわけだ。
6.韓国の馬鹿騒ぎ勢力が、金内定者を犠牲にした李明博大統領に感謝し、馬鹿騒ぎを止めると思うのは愚かな錯覚だ。彼らは「警察庁長内定者が自ら辞退したから、龍山事件は誰がなんと言っても政府や警察が誤った事件だ」と押し通すはずだ。
無気力な大統領が愛国勢力までを反李明博戦線に追い込んでいる。
2月10日 国民行動本部
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