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2008年01月26日 09:00
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自由統一へとパラダイムのチェンジ
金正日か北朝鮮同胞か、二つのうち一つは変わらねばならない
インターネット独立新聞
 
今年は大韓民国の政府樹立60周年になる年だ。だが、韓民族はまだ分断されたまま、統一を成し遂げられずにいる。統一は私たちが必ず成就すべき歴史的課題だ。しかし、統一さえすればどうなっても良いということではない。自由の側、正義の側、勝利の側が主導するものでなければならない。
同じく60年を迎えるが、韓国と北朝鮮は天と地の差がある。韓国は自由の歴史、発展の歴史、勝利の歴史を培ってきた。だが、北朝鮮は人権弾圧、国際的孤立、共産党の一党独裁、軍隊を前面に出した個人独裁のような、時代錯誤的な敗北の歴史で没落への道を歩んできた。このような克明な結果の差は、言うまでもなく政治体制の差に起因する。
 
したがって統一は必ず成功の歴史を創造した大韓民国が主導し成し遂げなければならない。60年間の歴史が証明したように、北朝鮮の現政権、そして現在の独裁者はこれ以上存在する理由がない。ならば、統一のためには、金正日が変わるか、もし金正日が変わることを拒否するならば北朝鮮同胞が変わらなければならない。
 
金正日が変わる方法には二つがある。一つは共産党一党独裁や先軍政治の誤りを悟り、北朝鮮を民主化することにおいて先に立つことだ。こうすることによって金日成・金正日一家が犯した歴史的誤りに対して少しながら反省する意味がある。もう一つは金正日が自ら退くことだ。自ら決断し大韓民国に北朝鮮を統合する手続きを踏むことだ。このような決断を下すことさえできれば、金正日は歴史的人物として生まれ変わることになるだろう。
 
しかし金正日は変わりそうもない。権力というのは自ら放棄するのが容易でないから強制的に剥奪しなければならない。言い換えれば、金正日は除去されなければならない。ところが、このことをなすにおいては北朝鮮同胞が主導的役割をしなければならない。権利は守ろうとする人だけが守られる。自らあきらめた人に権利を回復させてあげる方法はない。だから、天は自ら助くるものを助くと言われてきたではないか。
 
北朝鮮がいくら閉鎖された社会であり、金日成・金正日一家により洗脳された社会だとしても、正常な判断力を持った人々が必ず存在するはずだ。脱北者たちを見ればこの点は証明される。特に、北朝鮮の軍部の高位職の人々中にも常識と決断力を持った人々が必ず存在するはずだ。彼らは自ら北朝鮮を変化させるために決断しなければならない。自ら決断できないと、現在の時代錯誤的な政権を除去する方法がない。また外部からの支援を期待することもできない。
 
大韓民国は、上の二つの方案の中のどちらの一つが実現できるように統一戦略を樹立し推進しなければならない。一つは、金正日が自ら民主化を選ぶか韓国との合併を選ぶか、決断を下すように圧迫を加えなければならない。もう一つは、北朝鮮同胞の自らが、金正日を除去し北朝鮮を民主化するだけでなく、韓国との統合ができるように、北朝鮮の中に存在する良心勢力や民主勢力を支援しなければならない。
 
今まで「親北左派・反逆勢力」が進めてきた平和的共存やら、連邦制やらの「反逆的統一観」から今や確実に脱しなければならない。親北左派反逆勢力は、北朝鮮の対南赤化統一戦略をあたかも大韓民国の統一政策でもあるように偽りの宣伝をした。多くの国民が彼らのの宣伝に騙され、南と北が共存すること、永久に国土を分断することがあたかも統一であるように、それが平和体制であるように信じることになった。もうこのような嘘の統一観から脱しなければならない。
 
そして大韓民国の憲法に明示された通り、自由民主的な基本秩序に立った統一を成就するように、統一戦略と統一政策を樹立し意志を持って推進すべきだ。そうして自由統一を成し遂げなければならない。もはや、「親北左派反逆勢力」の反逆的統一観を清算し、大韓民国が主導権を持った自由統一が、正常な統一観として位置しなければならない。統一と言うと、自由統一を連想できるように統一教育を変えるべきであり、政府は自由統一の戦略や政策を樹立し推進しなければならない。統一政策は自由統一へとパラダイムを変えなければならない。
 
[鄭昌仁インターネット独立新聞主筆]http://blog.chosun.com/cchungc
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