金成昱
2009年も変わりがない! 「ロウソク乱動」勢力は、不法と馬鹿騒ぎで新年を始めた。昨夜、普信閣一帯に集まった示威隊は、「除夜の鐘」行事に参加した市民たちの扇動に余念がなかった。「夜間集会」は、現行法上不法だが、「李明博退陣」を主張する示威隊は事ともしなかった。
左派の媒体は、「ロウソク集会」に10万人が参加したと報道したが、実際には一般市民と入り乱れて正確な参加規模の把握が不可能だった。
示威隊は、「李明博退陣」、「アデュー2008、アデューMB」、「言論の公正性の死守」、「ハンナラ党の解体」、「大統領選挙のやり直し」などが書かれた色紙やステッカーなどを配った。
駐車中の乗用車の窓や書店に、ゴミのような色紙の山をさしたり、はなはだしきは容易に剥がせないステッカーを貼って回った。建物の管理者が、ドアや塀に貼られたステッカーを剥がすと、また貼り、また剥がすと、再び貼るのを繰り返した。
不法集会を行いながら、警察には悪口をあびせた。警察に向かって真正面から爆竹を撃ちまくることもした。法もなく、秩序もなく、他人に対する配慮もなかった。しかし、彼らは自ら「民主主義の守護のためだ」と強弁した。
記者に写真を提供したある市民は、昨日と今日の明け方の「ロウソク集会」の現場を撮影した後、このように書いて送ってきた。
「行事への参加者らは、言論労組が配ったステッカーを何の関連のない他人の車に貼り付けたり、公共器物に付けたりした。これがまさに秩序と配慮、義務感など何もない、市井の輩よりひどい『ロウソク集会』への参加者らのレベルだ。『自由』を主張しながら、他人の自由を侵害する彼らは民主市民でなく、民主主義をいう資格がない。」
匿名を求めたこの市民はまたこのように書いた。「(ロウソク)行事を企画した彼らの望む民主主義とは、民衆民主主義なのか、自由民主主義なのか? 今までの言行から見て、前者であるのが確実だが、後者だと言い張り続けているから、空笑いだけが出る。」
「ロウソク乱動」勢力は、自由民主主義という普遍的価値の反対側に立っている。彼らを如何に誠実な国民と分離し、教化すべきか? これが2009年の第一の課題になりそうだった。
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