趙甲済
今日、李明博大統領の側近の参謀に会った。彼が伝えた李大統領の国政運営のスタイルだ。
「李大統領は頂上(首脳)外交を独特にします。首脳の間では人間関係が重要ですが、相手をすぐ友人にします。ブッシュ大統領と親しくなって多くの助けを受けました。「独島表記」問題の時もわれわれを助け、G-20経済頂上会談の時韓国を必ず入れるようにしたのもブッシュ大統領でした。ブッシュの李明博大統領に対する好感のおかげです。胡錦涛中国主席に会った時、李大統領はすぐ中国が精力的に進める原子力発電所の建設に韓国企業が参加できるように要請しましたが、胡注釈は初めはちょっと躊躇い、2度目に会った時受け容れました。ロシア大統領に会った時は北洋のメンタイのクォータを即席で二倍に増やしてほしいと要請して同意を得ました。中央アジアの国々の首脳たちを相手に資源外交もしています。韓国が安心して買えるエネルギー資源を自身の任期中に十分確保しておくという考えです。
韓・日・中経済頂上会談も、李大統領が先に提案した時は準備なしで進めるという批判を受けましたが、結局やりました。3国間の通貨スワッピングもなされました。これで外国為替危機の心配はなくなりました。一応、やって見るスタイルですが、これが的中しています。
大統領は、理念問題においても、私たちが止めたい程しっかりしてします。左傾的人士らを公職社会から徐々に、だが、確かに排除していきます。南北関係においても、北韓政権が過去のような変則でなく、正々堂々に出てくるように誘導しようとします。過去の左派政権が北韓とやった約束を全部守ることはできません。李大統領が統一部長官に引っ張られているのでなく、むしろ引っ張っていっていると見るべきです。」
李明博大統領は、また大韓航空機の爆破犯の金賢姫氏が、左派政権の下で旧国家情報院、放送社ら、左傾勢力から苦しめられてきた問題に対しもよく知っており、国家情報院の内部調査を注視しているという。
李大統領の参謀は、「左翼勢力に入るお金は確実に遮断される。その間、文化芸術部門で国家予算を左傾勢力支援に使ってきたことが分った以上、このまま行くわけにはいかない」と話した。
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