趙甲済
1966年、台湾を訪問した朴正煕大統領はこのような演説をした。
「ある者は大韓民国を指して自由の防波堤であるとも言う。しかし、このような比喩を認められない。どうして、われわれが波に揉まれながら、ただじっとしていなければならない、そのような存在であるでしょう?。われわれは前進している。我々こそ自由の波だ。この自由の波は、遠からず、平壌までさらうことになることを私は確信する。(1966年2月15日、台湾訪問の時、蒋介石総統主催の晩餐会の挨拶で)」
朴正煕が語った「自由の波」は、脱北者たちや拉北者の家族らが、北朝鮮へ飛ばす「風船ハガキ」ではないだろうか? 「自由の波」が平壌をさらうように、「自由の風船」が平壌の上空を覆う日がくるだろう。空からお金と真実が瀑布のように落ちる時、北韓住民たちは、金正日を捨てるはずだ。「風船ハガキ」は、今まで「自由の防波堤」の役割をしながら守勢だった韓国が、攻勢へと切り替ることを意味する。
全国民が、「金正日が捨てた北韓同胞を、我々が直接救う」という精神で、一人1ドル送り運動を行ったら、おもしろいことが起きるだろう。60余年間、やられっぱなしだった韓国が、今は攻撃する番になったのではないか、という気がする。「自由の北進」は、天下の大勢でのないだとうか?
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