池萬元(システム・クラブ代表)
「開城工団協議会」が、団体の名義で、「自由北韓運動連合」(代表;朴相学 ffnk.net)へ公文書を送李、「どうかビラを撒かないでほしい」と要請したという。開城工団には70余りの企業があり、南側の駐在員1,500人、北朝鮮労働者35,000人が働いており、北朝鮮との関係を維持できる最も良い通路なので、南北関係の維持の次元で維持されねばならないと主張しながら、70余企業が倒産するのを放置しないでほしい、と訴えたという。
「開城工団」が重要なのか「ビラ」(伝単)が大事なのか?
開城工団の企業らは企業の利益が唯一の名分(目的)であり、「ビラ」の名分は金正日の治下で金正日に騙され虐待されている北朝鮮住民を救うことだ。哀れな同族の彼らに真実を伝え、希望を送る偉大な事業である。いくらお金を追求する企業だとは言っても、企業の利益のため、恐れ多くも、このような大義名分のある事業を中断するよう要請できるのか、あっけにとられる。
他の企業らは金を儲けるため国内に投資し、海外へも出て行く。開城へ行った企業らは、金大中・盧武鉉から途方もない恩恵と保護を受けながら開城へ行ったケースなのだ。今まで利益や恩恵をもらったらそれで満足するべきで、さらに多くの恩恵を得るため、何で北朝鮮住民を救う偉大な仕事を中断するようと言えるのか?
「ビラ」を送る人々は、金正日政権から虐待され、あらゆる苦難を舐めながら韓国にきて、北朝鮮住民を解放させることに専念してきた。そういうことで監獄にも何度も行った。その代わり、2週間前はブッシュ大統領に会い、歓待と激励を受けたこともあった。全家族が動員され「ビラ」を送る事業をやってきた。このような彼に、寄付さえできないものの、事業を中断してくれとは、いったい事理分別力のある人間なのか?
筆者は、わずかな金額だが、風船(ビラ)を送るための寄付を工面している。1回分が70万ウォンだという。この文を読む方々は、彼を勇気付け、励ますべきだと信じる。
国民銀行 533901-04-004327/ 農協 237075-52-071505
預金主: 朴相学(박상학)
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