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最終更新日: 2026-03-03 13:03:39
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2026年03月03日 12:44
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新解釈日本書記「続」応神 幻の大和朝廷 第112回 伴野麓


倭地の大王は〝倭地で出生した者〟が必須の条件

倭地の大王は、沸流百済系倭地勢力の血筋を持つ者、なおかつ倭地で出生した者しか即位できないという条件が、暗黙の了承ごとであったのであろうと思われる。それは、アメリカ大統領がアメリカの地で生れた者にしかなれないということと全く同じ条件であったのだ。斉明の場合は、舒明に嫁したことによって、舒明亡き後、太后としての立場から、〝倭地生れ〟という条件は免罪符になったと思われる。
14、5世紀まではインディアンしか住んでいなかった新大陸のアメリカや17、8世紀まではアボリジのみが住む原始の地であったオーストラリア大陸と同様に、紀元前4~3世紀の日本列島は、未開の地であり、韓地からさまざまな人たちが入植し、開拓していったと考えられる。
大西洋を渡るには大型の船が必要だったと思われるのだが、紀元前は丸木舟1つでも、運がよければ、韓半島から日本列島へ渡海できたと思われる。そのような小型船は、関門海峡を渡るのに困難を伴い、いきおい対馬から黒潮に乗って、山陰海岸に漂着するケースが多々あったと思われる。そうした人たちが、山陰海岸沿いに国造りを始めたと考えられる。それが、新羅(伽耶)系山陰王朝の国々だ。
〈斉明紀〉のワザウタ(童謡)のことだが、謎のワザウタといわれ、実に1400年の間、その意味が解明されず、謎のままに放置されていたということだ。日本の錚々たる学者諸氏が、どうしてワザウタを解読できなかったのか、ということだが、一口でいえば、”韓隠し”によるものだと断定せざるをえない。
日本の古代史研究は、韓地の関係をいかに遮断するかの論理学であり、韓地からの渡来を消去することを目的にしてきたからだと思われる。日本文化は韓地文化の派生であるという原点に回帰すれば、真実の歴史がすっきりと浮かび上がってくると思われるのだが、日本には伝統的に、そのような真実の歴史を受け入れがたいという強い意思が働いているように感じる。
もう10年以上前のNHK大河ドラマ・毛利元就という番組で、西国大名の大内氏が登場しているのだが、大内氏の遠祖は百済の聖明王の第3王子琳聖太子であるということに、原作者だったか脚本家だったかが、「異なこと」と評していた。そのような見方は”韓隠し”の一種ともいうべきものだ。
『万葉集』も同様で、ロマンチックな歌集として定着しているようだが、難訓歌と称される意味不明の歌も数多くある。日本語が韓語の派生語であるということを理解すれば、難訓歌というものは存在せず、容易に意味が解読できたと思われる。

2026-03-04 6面
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