韓国産業通商資源部は8月25日、米ワシントンで開かれた「韓米ビジネスラウンドテーブル」=写真=で、両国の企業が造船、原子力、航空、液化天然ガス(LNG)、重要鉱物などの分野で計11件の契約と覚書(MOU)を締結したと発表した。
産業通商資源部の金正官長官とラトニック米商務長官が出席したこの日の行事では、造船や原子力など、戦略産業分野で両国間の協力を拡大するための共同ファンド組成、投資、技術協力などに関するMOU6件が締結された。
造船大手のHD現代、韓国産業銀行と米投資ファンドのサーベラス・キャピタル・マネジメントは、米造船業、海洋物流インフラ、先端海洋技術を含め、米国と同盟国の海洋力再建や強化を目標とする数十億ドル規模の共同投資ファンドの組成に向けてMOUを結んだ。
サムスン重工業と米ビガー・マリン・グループは米海軍支援艦のMRO(メンテナンス、修理、オーバーホール)と造船所の現代化、船舶の共同建造など戦略的パートナーシップの構築に向けてMOUを締結した。
金長官は「政府は韓米間の製造業協力がルネサンスを迎えられるよう、必要な全ての制度的支援を提供する」とし、「両国の企業に無限の事業チャンスが創出されるよう努力する」と強調した。 |