共に民主党は、金民錫指名者の国会人事聴聞会(24・25日予定)を前に「金民錫守護」に死活をかけて単独処理を強行する構えだ。
野党が金民錫の公職者財産申告の漏れなど財産関連疑惑事件を告発、ソウル中央地検が金候補者の贈収賄などの告発事件を刑事1部に配当(22日)するや、与党議員らは「政治検察のクーデター」と反発。検察の措置を、「国民が選んだ大統領の人事権を毀損する政治行為」などに避難、「金民錫殺しを決して座視しない」と検察改革の必要性を脅した。
与党は金候補者の認准(承認)案の単独処理も検討している。国務総理は、憲法86条により国会の同意を得て大統領が任命するが、国会本会議で在籍議員過半の出席と出席議員の過半の賛成で承認される。現在、民主党は国会298席の過半数の167席を占めている。
与党は、野党が金民錫総理候補者の中国清華大学の修士論文に対し「脱北者卑下」と問題を提起するや、「色攻勢や低劣な傷つけを直ちに中断せよ」と反発している。金民錫は修士学位論文のタイトルで日常的に使われる脱北者の代わり「北韓から逃げた人」を意味する逃北者と表記、「裏切って逃げた人」という反逃者という表現も使った。 |